虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

中国

食物と身体の連関性:板海苔の啓示(豆と腎臓と耳)

食物と身体の連関性:板海苔の啓示(豆と腎臓と耳) 私はかねてから、タバコに対して、有用な代替品はないかと思ってきました。そして色々な植物を乾燥させてキセルで火をつけて吸ってみたことがあります。シソ、カキドウシ(シソ科)、ヨモギ(キク科)板海…

「♪終着駅は始発駅」(北島三郎):易経ではどう解釈出来る?

「♪終着駅は始発駅」(北島三郎):易経ではどう解釈出来る? この歌はド演歌ですが、聴くに足る内容を持ちます。精神科に入院していた私の知人がこの歌が大好きでした。またあるとき、何人かのメンバーで(初対面の人を含む)カラオケ会を開いたとき、私は…

「ギリシャ神話」:私が描いたマンガ(その1)“サイボーグ布袋和尚”

「ギリシャ神話」:私が描いたマンガ(その1)“サイボーグ布袋和尚” 私は大学生時代、マンガクラブに1年あまり在籍していたことがあり、4編のマンガを描きましたが、今回は4つ目の(最後の)作品を公開しようと思います。この作品を描いた当時(1980…

『杜子春』(芥川龍之介)と地獄:仏教を受容する中国文明

『杜子春』(芥川龍之介)と地獄:仏教を受容する中国文明 芥川龍之介は、才能のカタマリのような人で、大人向きの思わず唸るような小説、箴言、詩歌などを世に出しています。その彼はまた、優れた童話もものしています。『杜子春』、『蜘蛛の糸』、『トロッ…

「いじめられっこ宋」と「征服王朝の文化」

「いじめられっこ宋」と「征服王朝の文化」 中国、漢民族の建てた王朝で、もっとも弱かったのは宋だと思われます。実際、国の一部、もしくは全部を異民族に占領されてアタフタしていたのが宋です。異民族が建てた王朝を「征服王朝」と言い、遼(契丹人)、金…

国:圀と國と邦の語源(プラス名曲「威風堂々」のこぼれ話)

国:圀と國と邦の語源(プラス名曲「威風堂々」のこぼれ話) 国という概念・言葉は中国史に限らず、およそ人間が活動する場なら、必ず必須になるものです。ここでは3つの「国」に 関する話題を書きます。 1)圀・・・水戸黄門、すなわち水戸光圀。このクニ…

精力絶倫になるか?イカリソウ酒(碇草酒)

精力絶倫になるか?イカリソウ酒(碇草酒) メギ科のこの植物は、オスの山羊が貪り食い、メスとのセックスに励むので、「淫羊霍:いんようかく」(淫らな山羊が食べる豆に似た草)とも呼ばれ、茎と葉のつき方から「三枝九葉草」、花の形から「“碇”草」とも呼…

果実酒:麦門冬酒(ばくもんどうしゅ)の土の香り

果実酒:麦門冬酒(ばくもんどうしゅ)の土の香り 私はかれこれ35年以上前から、ホワイトリカーに食材その他を漬けて、果実酒を作ってきました。一番多くの種類を漬けたのは20年前・前後でした。果実酒は様々な味が楽しめるので、おススメです。 夕べは、…