2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧
白秋(wiki)→ 時は逝く 時は逝く、赤き蒸汽の船腹の過ぎゆくごとく、 穀倉の夕日のほめき、 黒猫の美しき耳鳴のごと、 時は逝く、何時しらず、柔らかに陰影してぞ ゆく。 時は逝く、赤き蒸汽の船腹の過ぎゆくごとく。 (「思ひ出」より) この詩は、私が大…
この本は、ソ連出身の化学者・歴史学者であるヤコブ・M・ラブキン教授が書いたイスラエルという国の矛盾を突いたものです。主張はただ一つ、シオニスト(シオニズム)とユダヤ教信仰は相容れないということ。 シオニストとは、亡国の国民になって世界中に散…
綾波レイ→http://listen.jp/store/musicnews_27012_2.htm 「新世紀エヴァンゲリオン」は、ご存知のアニメ作品、「越前竹人形」は水上勉の小説です。悲しいお話であるのは両者共通に思えますが、深い深層においても共通性があるかと考えました。今回ブログで…
中国の古典・「老子」は短い文章の断章・81章(5000余言)からなる全体も短い文献ですが、その意味するところは非常に深いです。これから、3回に分けて、各章のキーワード、要諦を挙げてみようと思います。@1=1章と言う具合に表記します。81÷3…
筒井康隆さんの「文学部唯野教授」は、まっとうな文学理論と、エゴ丸出しの大学社会のドタバタを平行して書き綴った面白い本ですが(1990年・岩波書店)、この中に、文芸批評の1分類として、第8講「構造主義」があり、1928年、ロシア・フォルマリ…
中国の古典・「老子」は短い文章の断章・81章(5000余言)からなる全体も短い文献ですが、その意味するところは非常に深いです。これから、3回に分けて、各章のキーワード、要諦を挙げてみようと思います。@1=1章と言う具合に表記します。81÷3…