生き物としての完成度:男と女(随想録―2)
生き物としての完成度:男と女(随想録―2)
女は「完成されているから」戦争には参加しない。男には「不備が多すぎて」、戦争に参加する。命の大切さに無頓着なのが男だ。で、男の職業軍人は、人の命を数字に置き換えて戦わせる人でなしだ。
昨今、男による無差別殺傷事件が多発している。大阪の心療内科放火事件、東大前での東大理3志望の高校2年生による通り魔事件、埼玉県ふじみ野市の、訪問医を猟銃で撃ち殺した事件などなど・・・(この3つ、どれも医者関連の事件だ。)どうだろうか?男にはこんな事件を起こしやすい傾向があるのだ。そして、これら事件の犯人たちは、揃いも揃って乳離れしていない甘ったれだ。
PS:(本題とは無関係だが、旬の話題なので書く)中国政府は、北京のオリンピック記念公園に、バッハIOC委員長の胸像を立てた。金権体質の中国とIOC同志の蜜月を感じる(オリンピック招致のため、多額の金銭のやり取りがあったのは想像に難くない)。さらには、例の女子テニス選手のセクハラ・失踪問題で、バッハが中国に助け船を出したことにも中国は感動したのであろう。それにしても卑屈だな、中国政府。周辺諸国に見せる強面の顔とは正反対だ。もっとも、バッハだけでなく、ほかのIOC関係者の像も立てているので、中国政府とIOCの関係はズブズブだ。
(2022.02.09)
今日の詩
彼女は私の手が届かない場所に自分を置いた。
オフィスラブだったので、仕事場で会えばOKだった。
だからお互い連絡先は知らないので、
実質異次元世界にいるのも同然。
これは明らかな失恋であり、
彼女がキャスティングボートを
握っているのは間違いないが、
実は彼女にもどうする手立てがない。
私はここ数年覚えなかった程の
陰鬱状態で、恋の高揚感は消えた。
ただ私が毎朝自分に課したこと・・・
筋トレと散歩でリズムを作り、その習慣で
これ以上の鬱々状態になることを防いでいる。
この恋――完璧に終わって欲しい。
(2022.02.05 0:53)
今日の5句
初に知る
コシヒカリ用
肥料かな
(2022.02.02)
(2022.02.02)
エケベリア
寒さに負けず
立ちにけり
ベンケイソウ科の多肉植物。たいていの多肉植物は寒さに弱いです。
(2022.02,03)
無秩序な
分譲続け
人は住む
(2022.02.04)
びっしりと
茂りしコケに
風花が
繁殖力が強すぎて嫌われるゼニゴケ。その上に雪の便りが。
(2022.02.05)