2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧
*土を喰う日々(書評)・・・水上勉の「食」エッセイ 水上勉(みずかみ・つとむ:1919−2004)氏は、先般亡くなられましたが、彼は「食に関する」優れた著作を物しています。それが「土を喰う日々 わが精進十二ヶ月」です。(「みなかみ・つとむ」と…
さる人の家の路面上の塀沿いに咲いていた草花。 その可憐な姿が忘れられずに写真を撮りに行った昼。 開花していなかった。・・・そこでこの家の旦那さんに 名前を聞いたところ「ホステス草」というのだと答えてくれた。 なんでも午後3時くらいから数時間だ…
警句・箴言(しんげん:戒めの言葉)特集その4(完) アンブローズ・ビアス(ビアース):Ambrose Bierce:1842−1914?はアメリカのジャーナリスト・小説家。日本へは芥川龍之介によって紹介されましたが、芥川に「侏儒の言葉(しゅじゅのことば)…
警句・箴言(しんげん:戒めの言葉)特集その3 私は、以前、山で暮らしていたとき、一番信頼しあっていた友人と、ある女性をめぐって三角関係に陥り、彼にだまされたことがあります。それは、私の持つ、友人観、恋人観を大きく揺り動かすものであり、以後私…
(警句・箴言特集・中休み) 私は都市「工学」の出で、工学とはなにか、よく考えます。その際、「遺伝子」「工学」と「金融」「工学」という2つの工学について長く考えています。そこで、まず「遺伝子工学」の話題・・・遺伝子組み換え植物についてです。〜…
近々、近くの水田地帯の一部に 地元の総合病院が 移転先にして進出する 水田は当然潰される 最近見た・・・時期遅れで水田に 水を引いた農家があるが そこは鴨、カラスなどが ミミズなどのエサを啄ばんでいた この複合的な機能は 病院ではかなわぬものだ 病…
警句・箴言(しんげん:戒めの言葉)特集その2瑣事(さじ:こまかな出来事・芭蕉とは松尾芭蕉のこと:森下注) 人生を幸福にする為には、日常の瑣事を愛さなければならぬ。雲の光り、竹の戦ぎ、群雀の声、行人の顔、――あらゆる日常の瑣事の中に無上の甘露味…
警句・箴言(しんげん:戒めの言葉)特集その1(全4話) 私は、中学校から高校にかけて、芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ:1892−1927)のファンでした。それというのも、芥川は幼少時、彼の母が発狂し、頭をコツンと長ギセルで殴られたとい…