2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧
*しめた・しまった・・・騒動(やまとことば その3:全4話) 私はある日、面白い発想を得ました。 「しめた」という言葉は「上手くいった、しめしめ」という意味を持つ他動詞、 「しまった」という言葉は「失敗した、残念」という意味を持つ自動詞。 しめ…
マッソニア・ロンギペスは、ユリ科の球根植物で、南アフリカ原産です。 多肉植物ではありませんが、それに準じて扱われます。「サカタのタネ」から 苗を買い、この10年大事に育てています。 このブログでは生長過程を追っていきます。なにやら、黄緑の棒が…
山で杉を切り出し、皮をむいている私(1988年)→ ここ2,3ヶ月、我が家がシロアリの被害にあっていないか、気になっていました。 そこで、この前、大和ハウスの担当と一緒に、防蟻業者(ぼうぎぎょうしゃ)に来てもらいました。 その結果まだシロアリ…
これら二本の木は 花をつけているのではない 柿の実が実っているのだ なんとも風情のあること! 廃屋に付き添い 食べられるのを待っている。 **そのうち、和紙にこの絵を描くつもりです。 幸福論アーティスト: 椎名林檎出版社/メーカー: EMI Records Japan…
双柿図 → よく言われることですが、若者が自殺を遂行する際、「先立つ不幸をお許しください」と書くことがありますが、これは用法が誤っています。正しくは「先立つ不孝をお許しください」です。この場合、自殺する本人にとっては確かに「不幸」ですが、親か…
私は以前、知る人ぞ知る詩人のサカキナナオに詩を捧げたことがあります。流浪の大詩人相手に勇ましいことでしたが、以下のようなものでした。 P for PaPa, M for MaMa. という概要だけの・骨組みだけの詩でした。この詩は、父を称する言葉…
薄田泣菫(1877−1945:本名・淳介)は、日本における象徴詩を担った詩人として有名です。 そこで、今回は彼の第5詩集「白羊宮」から、詩一編をピックアップして鑑賞してみようと思います。「白羊宮」とは、占星術ではほぼ「牡羊座」のことです。昔…
作物、とくにデンプン源の作物が、不作になった場合、ほぼ必ず飢饉は起き、住民は「この地に残るか否か」の選択を迫られます。 ここに、民族大移動を起こしたと言ってよい大飢饉を取り上げます。 ジャガイモ飢饉(Potato Famine):19世紀はじめ…