マンガ
「マンガ日本の古典全32巻」(源氏物語):中央公論社の転身+中国を叱る(随想録―49) 隔世の観がある。以前「中央公論社」と言えば、押しも押されもせぬ大出版社だった。若い頃、左翼青年でもあった、読売新聞社の主筆:渡邉 恒雄さんが、中央公論の入…
『魔入りました!入間くん』(マンガ、アニメ)の魅力+雲南百薬(随想録―46) アニメは、NHK・Eテレで断続的に放映されている。教育的かどうかは解らぬが。設定がスゴイ。まさしく悪魔のような両親に振り回されたあげく、大悪魔:サリバンに売り渡された…
「自己否定呪文」:ドラゴンクエストのパロディ(随想録―40) むかしのマンガで、アニメ化もされた『ドラゴンクエスト・ダイの大冒険』は傑作だった。私的には週刊少年ジャンプでも、歴代5本の指に入ると考えている。以下のURLは。この作品(および原点の…
『魔入りました!入間くん』(マンガ、アニメ)の魅力(随想録―20) アニメは、NHK・Eテレで断続的に放映されている。教育的かどうかは解らぬが。設定がスゴイ。まさしく悪魔のような両親に振り回されたあげく、大悪魔:サリバンに売り渡された主人公:鈴…
マンガと私(その2:2/2):マンガはイマジネーションの源泉(随想録―13) 私が「はてなブログ」を始めて18年、これまで、思い浮かべられる限り、3回ほど、ブログ本文や詩の根拠として、マンガ作品があった。高信太郎のセクシャルな4コママンガ、し…
マンガと私(その1:1/2):幼き・漫画家(随想録―12) 私はマンガとの付き合いが長い。幼少期から孤独だった私は、絵を描くのが大好きな子どもだった。塗り絵などはよくやったが、小学生のころには、マンガを描いていた。ストーリーマンガとギャグマン…
ギャグ漫画の華:赤塚不二夫、ほりのぶゆき、中川いさみ マンガには大きく分けて2ジャンルあります。ストーリー漫画とギャグ漫画です。前者は長さは色々ですが話の筋があり、その筋書に従って話が進行する漫画で、「マンガの神様」:手塚治虫さんが代表格で…
ワンパンマン:(趣味でやっている)驚異の脱力系ヒーロー ここに恐るべき男がいます。卵のようにつるつるなスキンヘッド。むかしのヒーロー:月光仮面のようにマント。ヒーロー協会という団体に加入するまでは、次々に登場する怪人たちを、「たった一発のパ…
釈迦(シャカ)の頭はパンチではなくウンチだった:仏教の盲点 この前、「ウンチを頭に乗せた人物の絵」を描き、案外好評だったことを受け、釈迦の頭のイボイボはなんなのかと考えてみました。 iirei.hatenablog.com これは正式には「螺髪:らはつ」と言い、…
プロポーズの言葉あれこれ:『美味しんぼ』・友人の場合 英語で言うpropose(プロポーズ)の語源は「前に(pro)、置く(pose)」です。概ね男性が愛する女性に対して、「心情を吐露して、女性の反応を待つ」という行為のことです。昨今は女性…
「太陽を盗んだ男」:沢田研二はやはりスーパースターか? 私が東大マンガクラブにいた頃、気になる女子東大生(理科2類)がいました。美大に行くか、東大にいくか、迷った末、東大を選んだといいます。その彼女がクラブの部誌に書き込むに、長谷川和彦監督…
倉多江美の『エスの解放』:恐るべき心理劇(マンガ) 私が東大マンガクラブにいた頃は、少女マンガの全盛期で、少年マンガを読む者は、除け者扱いされる雰囲気がありました。実際、梶原一騎に代表されるスポ根マンガは嘲笑の対象になったものです。私もその…
「金太郎アメ」:私が描いた漫画(3):ちょっと恥ずかしいけど 私はマンガクラブに1年ばかり在籍し、4編のマンガを描きましたが、そのうち2作目を公開しようと思います。ただしこの作品、描いた私自身の評価が4編中最低で、恥ずかしいのですが、それでも一…
『空手バカ一代』の超絶バトル:真の実力者の決断とは? この作品は、梶原一騎得意のスポコン物の一つで、作画をする漫画家が途中交代したことで有名です。前半は「つのだじろう」、後半は「影丸譲也」が担当しています。多分、梶原と「つのだ」が喧嘩別れし…
「ねじ式」:私が描いたマンガ(その2):『白鯨』と中原中也による霊感 このマンガは、私がマンガクラブに在籍していた1年余りで描いた4編のマンガの第3作目です。(1979年秋・作)この作品は、落語でいう三題噺(さんだいばなし)に則り、「ネジ、…
「ギリシャ神話」:私が描いたマンガ(その1)“サイボーグ布袋和尚” 私は大学生時代、マンガクラブに1年あまり在籍していたことがあり、4編のマンガを描きましたが、今回は4つ目の(最後の)作品を公開しようと思います。この作品を描いた当時(1980…