虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

松久家の兄弟(2)兄の最愛の恋人を盗んだ弟


三世代遊び場図鑑(©荻原礼子)



松久義也は、自分がフランスの文豪:Anatole Franceの生まれ変わりではないかと思ったことがしばしばある。アナトールは生まれてこの方、「ウソをついたことがなく、ましてや人のモノを盗むことなど、したことがなかった。」だけど、さすがに世の中で生きていくには、折れ合わねばならない。大人たちに、「悪いことをしたことを、懺悔しなさい」と言われ続けたアナトール、しかたなくだが、解決策を見出した:「そうか、悪いことをすれば良いんだ。」これで目出度く、アナトールは人間社会で生きていく資格を手に入れた。松久義也にも、本人が善意で行ったことを悪事と決めつけられたことが何度もあり、生きていくためには悪事も行わなければならないことを学習した。だから、大学2年目でフランス語を始めた義也は、Anatole Franceの「ユダヤの総督:Le Gouverneur de Jew」を日本語訳するのを、学習開始から3か月も掛からず、成し遂げた。よほど、「この文章は、自分が書いたものではないのか?」と思ったものだ。

さて、松久義也の最愛の恋人と言えば荻原礼子である。いろいろあったが、私が1年間の悪戦苦闘の産物で、彼女のために拵えた山暮らしの成果をプレゼントしても喜ぶ気配もなく、さらにはくだらない、醜い策略を練った彼女を切った。でもそれは一時的なもので、荻原礼子と絶対的に別れるという意図を持ったものではなかった。だが、以後は荻原礼子の方が冷淡になり、最終的には彼女と切れた。それはしかたないことだと記憶の片隅に入れていたのだが、ここ数か月、荻原礼子が私の極めて身近なところに息づいていたことが解った。

結論を先に言おう。荻原礼子は、よりによって松久義也の弟・松久賢二と結婚していたのである。なにやら3児の母になったと、荻原礼子本人が電話で言っていた。この「労せずして兄の最愛の恋人を盗んだ弟」松久賢二と荻原礼子の馴れ初めはこうだ。荻原礼子を、松久義也が自分で企画した「松久君が東京にお別れする連続講座」の一講師として招き、その会が打ち上げしたとき、義也は2人を引き合わせた。このとき荻原礼子が「(弟君は)良いところを、全部お兄さんにもっていかれたみたいね。」と抜かした。さすがに弟・松久賢二も感情を露わにし、「荻原・失礼子」だと怒っていた。眠れる亀をこれほど感情的にさせるとは、さすが荻原礼子だ。この初対面におけるインパクトは馬鹿にできない。

松久賢二は、バカではないのだが、物事の道理が実感的に理解できない欠点がある。私が、松久賢二が荻原礼子と「出来ている:SEX済み」ことを、松久賢二から、(ある風俗嬢に一発抜いてもらったが)「あら、ずいぶん早いのね、楽でいいけど」と一蹴されたことを聞いたとき、松久義也は100%この風俗嬢が荻原礼子であり、この両者にとって、必然のSEXであったことを了解したものだ。普通の感覚を持つ成人男女なら、この2人の結婚は、「当たり前の事実」であると認識できる。さらに言うと、松久賢二は生まれつき盗癖があり、おなじく盗癖のある荻原礼子とはベスト・カップルであったのだ。これは荻原礼子のパートナーとしては義也より賢二の方が相応しいという事実を示すのかも知れない。(中国の占い・易経でもそのように展望・概括できる。)

松久義也としては、これのなにが不愉快かと言うと、2人がくっつくのは自由で、少なくとも、荻原礼子を振ったのは松久義也であるから、松久賢二が手を出してくっついても、松久義也の知ったことではない。ただ、結婚の事実を30年も私に隠し、あまつさえ2人して私の有形・無形の財産をかすめ取ってきたことに腹が立つのだ。解るところでは、荻原礼子は私の部屋に侵入して、準貴金属のタンタル300g(3000円相当)を盗んだことはハッキリしている。これは、松久賢二が荻原礼子に家のスペアーキーをわたしていることと、荻原礼子は手先が器用でちょっとした鍵など容易に破れるからであるのは論を待たない。松久賢二は、荻原礼子と結婚している事実さえ認めようとはしない。私はこのバカに言っておいたが、「お前ら夫婦が窃盗の重犯および重罪で裁判に掛けられたら、検察官はお前らが夫婦であることを認定するのに時間を掛けない。即座に認定するだろう。お前の屁理屈は通用しないぞ」と。(もちろんこの夫婦の罪は、松久家だけで行われたわけではなく、被害は広範に及ぶだろう。主犯の荻原礼子には、最高刑が下される可能性すらある。)

まあ、窃盗が認定されたら、私は2人に、被害額の10倍の賠償金を支払うことを要求しようと思う。はっきりしているのは、荻原礼子がタンタルを盗んだ代償3万円私に賠償金を払うことだ。松久賢二は、家を出たが、荻原礼子はまだスペアーキーを持ち、松久義也の家に出没している。義也が外出したときに松久家に侵入して好き勝手している。2025年5月18日、荻原礼子は「中型ハンマー」を盗んでいった。これも罪状に入るな。10倍の賠償請求だ。(1500円相当だから、15000円の代償が確定)10倍返しの根拠は、「信頼を裏切った・背信行為」だからだ。10倍でも安いくらいだ。


情けないのは、このキチガイ荻原礼子に頭が上がらない松久賢二。妻を管理・制御することすらできない「眠り亀」だ。スペアーキーを妻から没収することすら出来ない。そもそも、兄の松久義也には、弟:松久賢二の能力と意思では、荻原礼子に好きなようにあしらわれることは初めから解っていた。義也だったら、荻原礼子を完璧に制御できたのに。でも、これは仮定の話に過ぎない。私は盗人を妻にする積りは、断じてない。汚らわしいこと甚だしい。でも、松久賢二は、兄の松久義也から、恋人を盗んだ事実を未来永劫消せない。たぶん、現世の罪でこの松久賢二=荻原礼子の夫婦は、それぞれあと5年以内に仲良くこの世を去るだろうという予想を私はしている。すると、私の義妹である荻原礼子の3人の子が問題になるが、「私は、一切面倒は見ない。」路頭に迷おうが、赤の他人だ。野垂れ死にしろ。私に、一言も断らずに婚姻関係を続け、私に有形・無形の被害を与え続けたクソ夫婦の「SEXの結末である排泄物」が、私になんの関わりがあろうか?

これら盗人と戦う過程で、警察の様子を観察したが、彼らは加害者である松久賢二=荻原礼子の盗人コンビに対し、被害者の松久義也に対してより、ずっと好意的な態度を取っていたと断言できる。警察も、盗人のカテゴリーに入るということだな。まあ、荻原礼子は、日本を代表する企業・トヨタ自動車の大物スパイでもあるから、木っ端役人に過ぎない警察官と太田警察署は、これらの犯罪を、見て見ぬふりをするのが得策だと判断しているのであろう。バカが。松久義也は「世界の帝王」なので、その配下には、たかだか「日本の私企業」であるトヨタ自動車(およびその子分のスバル)のいいなりの太田市の警察機構ではなく、世界の軍隊がついているのだ。警察など、戦争では屁のツッパリにもならない。さっさと解散し、自衛隊にその職務を替わってもらえ。

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最後に、私も弟も、たぶん荻原礼子もアニメ世代だが、松久賢二と荻原礼子夫婦に相応しいのは

残酷な天使のテーゼ」(アニメ:新世紀エヴァンゲリオン

盗人2人がSEXに溺れ、乳繰り合う姿が浮かぶ。一人ではなにも出来ないカタワ同士、慰め合う姿が醜い。「♪求めることに夢中で運命さえ知らないいたいけな瞳」この乳飲み子が、松久賢二だ。その母が荻原礼子。




松久義也に相応しいのは

バビル2世」(アニメ:バビル2世

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私は、生まれたとき、「母乳を拒否した」と大人たちに聞いたことがある。こんな世に生まれたくはなかったのだ。私は、だれにも頼らず、自分で生きる。



(松久家の兄弟2話シリーズ 了)


森下礼