中国は『孫子』を悪用している!+太田八幡山古墳(随想録―6)
中国は『孫子』を悪用している!+太田八幡山古墳(随想録―6)
中国の古典(兵書)、『孫子』5章(勢篇)2項に「およそ戦いは、正を以て合し、奇を以て勝つ」という件がある。中国は今でも軍がこの書を研究し続けていると言う。兵書なのだからそれは当然だと言えるが、政治家もよく学んでいるらしい。「正」(正々堂々)と行うべき政治に、「奇」(奇策・騙し)を弄しているのだ。
(意外にも『孫子』と並び称されることのある)『老子』に、上述の事柄を暗示する記述がある。:「正を以て国を治め、奇を以て兵を用い、事無きを以て天下を取る」(57章)・・・習近平以下、中国の政治家は、政治をするにおいて、「正」という言葉を知らず、政治を軍事に還元して、「奇」のみを事としているのだ。
「一帯一路」などという「甘事」で周辺諸国を釣り、債務地獄に陥れているのが、その良い例だ。ここにあるのは、共存共栄という政治の大目標ではなく、他者をいかにハメて、自分だけ利益を得ようかとするという戦術だ。
(2022.03.06)
今日の詩(3編)
@天地返し
庭に蔓延るネコジャラシを駆除した。
寒さに強く、冬も青青としているが、
温かくなると、伸びる、伸びる。
あんがい邪魔者なのだ。
もっとも簡単な方法として、
スコップで、テコのように掘り起こし、
(土をまとったままの根を上にして)
上下さかさまにして置いておくのだ。
これにはネコジャラシも抵抗できない。
もっとも、ネコジャラシは五穀の粟の原種で、
取って食べられないこともない。
その手間が面倒なので、駆除するに過ぎない。
(2022.02.27)
@愚か者たち
後半の言葉は、やはり愚か者のブッシュ・ジュニアが吐いたもの。
(2022.03.04)
@一人大本営の危機
プーチンはロシア国内での情報統制を「厳格」にやっていて、正しい戦況をロシア国民に伝えないようにしているが、ハッカー集団:アノニマスが、その映像を国営放送で流したらしい。
さあ、どう出る、プーチン?
注:大本営(だいほんえい)とは、第二次世界大戦の際、日本の軍部が、戦争の状況を、日本連戦連勝、のように自分らに都合の良いように歪曲して国民に伝えた放送媒体。
(2022.03,08)
今日の5句
満天星(どうだん)の
ロケット花火
スタンバイ
ドウダンツツジの赤い芽。
(2022.03.01)
ヒナゲシの
しっかり根ざす
芽吹きかな
(2022.03.03)
菜園で
たくあんになる
大根や
野菜作り上手のお爺さん。どうして収穫しなかったか?
(2022.03.03)
鶯(ウグイス)の
鳴くや弁天
程近く
ほんとに「ホーホケキョ」と鳴くのね。
(2022.03.06)
泡は毒
知らずに人は
使用する
合成洗剤の害は、これまでの石鹸運動に関わらず野放しだ。洗濯石鹸は、生協くらいでしか売っていない。
(2022.03.06)
この古墳は、標高80mくらいの前方後円墳で、八幡さまが祀られている。もとからあった山に盛り土をし、古墳にしたようだ。かなり上り下りがキツイ。太田市は、古墳が多く残されていて、当時の繁栄が偲ばれる。
全景
険しい表参道
太田市鳥瞰
本堂
立て看板
道に落ちるドングリ
裏参道を見上げて
(2022.03.06)