虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

戦争詩人・ウィルフレッド・オーウェン

「私の主題は戦争であり、戦争の悲しみである。詩はその悲しみの中にある。詩人の為しうる全てとは、警告を与えることにある」。 (中略) 詩を書いたオーウェンは25歳で亡くなりました。「オーウェンは一滴の涙もこぼさずに、この戦争のあわれさを見つめた…

北枕 むっくり起きれば 王者さま

この句(↑)は、季語がないので俳句ではありません。むしろ川柳に近いですが、川柳ほど軽薄ではありません。 いわば分類不能な詩です。これは2007年くらいに書いた詩です。そもそも、「北マクラ」は縁起が悪いとか・人が亡くなったときにのみ頭を向かわ…

今村紫紅:もう一つの風神雷神図屏風

俵屋宗達の風神図→ 下に掲載したのは、夭折した明治期の画家・今村紫紅(いまむら・しこう)の作品で、琳派、なかでも「風神雷神図屏風」(国宝)を描いた俵屋宗達(たわらやそうたつ)に私淑していた今村の、同じテーマで描かれた「もうひとつの風神雷神図…

今村紫紅:もう一つの風神雷神図屏風

私が出会った3つの大きな人格:サカキナナオ氏:槌田劭氏:丹下哲夫氏

私がこれまで出会った巨大な人格を持つ方々を紹介します。 サカキナナオ氏(ナナオサカキ氏)は、全世界を自分の庭であると心得ていた大詩人です。いわゆる「ヒッピー」運動のリーダーでした(もっとも、ヒッピーの人たちは「部族」と自称していましたが)。…

私がこの世で出合ったサイテーの男(散文詩)

かれこれ20数年前、私はH県西部の山間地で山暮らしをしていました。そこは山深く、林業が主要産業でした。当時30軒くらいの小さな集落でした。(今は「限界集落」で、住んでいるひとはいないでしょう。)私は、「都市と地方の諸問題」を考える会・・・…

私がこの世で出会った最大のバカ(散文詩)

・ ・・「それは、私自身だ」という月並でありふれた言葉を吐く気にはなりません。確かにその言葉がよく似合う人物がいる(いた)のです。 私にとっては、1年3ヶ月という長期に渡って勤めた「キノコ栽培・販売会社」・・・Uキノコセンターと呼んでおきま…

私がこの世で出会った・最大のバカ/サイテーの男

(人を非難するブログを2つ作ったのですが、気が滅入るので2本を一つにし、次回に人を褒めるブログをエントリーします。)**ツイッターに加入しました。URLは以下。** http://twitter.com/morishitarei/

危険な人工甘味料・・・チクロからスクラロースまで

私は以前、人工甘味料スクラロースについてとり上げましたが、 http://d.hatena.ne.jp/iirei/20091207:Slat(スラット):人工甘味料の落とし穴(スクラロース) 私のブログに、これを含む飲料を飲んだら、下痢になった、という書き込みがありました。…