虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

音楽

乾歌(個体)と坤歌(液体):ほとんど全ての楽曲を選り分ける(随想録―37)

乾歌(個体)と坤歌(液体):ほとんど全ての楽曲を選り分ける(随想録―37) 易経(えききょう:中国の占術書&哲学書)に関連して、「乾坤一擲」(けんこんいってき)という言葉があります。乾(けん)は、男・父・大空を意味し、坤(こん)は女・母・大…

女性をショーケースに入れる:NiziU(ニージュー)の盲点(随想録―22)

女性をショーケースに入れる:NiziU(ニージュー)の盲点(随想録―22) これまで、何回か日本人女性9人組のユニット:NiziUを取りあげて来たが、今回は彼女らにまつわるマイナスの局面を書こうと思う。彼女たちは、「作られた」アイドルグループである。…

「2人」という言葉の重み+♪「夢で逢えたら」の深層(随想録―15)

「2人」という言葉の重み 女性は、愛する男性と、自分をまとめて、「わたしたち2人」と称することが、むかしからあるようだ。哲学者のニーチェは、「女はことあるごとに、自分と男を合わせ一体化して“2人”というが、これは女が成熟してない証だ」とか書い…

♪WA DA DA (Kep1er:ケプラー)のエロティシズム+児童遊園と駐車場(随想録―7)

♪WA DA DA (Kep1er:ケプラー)のエロティシズム+児童遊園と駐車場(随想録―7) この曲は面白い。冷涼な雰囲気から始まるが、曲中で3、4回繰り返される女性9人組の音楽ユニットの9人のメンバーたちの叫び声(あるいは喘ぎ声)がヴィヴィッドだ。元気で…

筒美京平は天才だった+「岸田首相は難しい梶取りを迫られる」(随想録―5)

筒美京平は天才だった(随想録―5) 昨2021年に亡くなられた筒美京平(つつみ・きょうへい)さんは紛れもない天才だった。作詞家として駆け出しの頃の松本隆さんが「こんな歌詞には、曲なんか付けられまい」と高を括っていた作品に見事に曲を付けたのが…

最近の音楽を聴いて(Pretender、魔法の絨毯、Chopstick)(随想録―4)

最近の音楽を聴いて(Pretender、魔法の絨毯、Chopstick)(随想録―4) これら3曲を最近知り、聴いてみた。「Pretender」(official髭男dism:変な呼称。)の場合、目の前の彼女が結局は自分とは結ばれないだろうという思いを男性が持っているので、「(恋…

月にまつわる話題:こんなにも解らない存在

月にまつわる話題:こんなにも解らない存在 西欧音楽には、月にまつわる音楽の曲が多いです。ベートーベンの「月光ソナタ」とかドビュッシーの「月の光」はどちらも名曲ですが、この両者の音階は、前者がハ短調、後者がハ長調。長・短の違いはありますが、同…

モーツァルトとベートーベンの徹底比較:神童VS楽聖

モーツァルトとベートーベンの徹底比較:神童VS楽聖 この2人の作曲家は、ヨーロッパ音楽の最高峰に位する人たちであり、それでも持ち味は正反対とも言えるほど違うので、どんなものだか考えてみました。 ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトは175…

「太陽を盗んだ男」:沢田研二はやはりスーパースターか?

「太陽を盗んだ男」:沢田研二はやはりスーパースターか? 私が東大マンガクラブにいた頃、気になる女子東大生(理科2類)がいました。美大に行くか、東大にいくか、迷った末、東大を選んだといいます。その彼女がクラブの部誌に書き込むに、長谷川和彦監督…

ヨモギとその素顔:ヨモギもハーブの一つ(マグワート)+♪パプリカ

ヨモギとその素顔:ヨモギもハーブの一つ(マグワート) 庭に移植したヨモギ(2020.03.22) 以下の文は、私の著作『野草を食べる・JIMI(滋味)!!』の記述です。(8P)ヨモギ(ヤイトグサ・ハーブ名:マグワート)多年草 キク科 ヨモギは生命力が…

自画像は自己愛(ナルシシズム)の産物か?:私の場合。

自画像は自己愛(ナルシシズム)の産物か?:私の場合。 表題の疑問、確かにそうかも知れません。一般的に人は画家ではないために、その自己愛の表現として画家に肖像画を依頼するのではないでしょうか。 私の自画像1 ここに、画家が自画像を描く場合、必須…

「We has a Robots」:テクノポップの始祖=クラフトワーク

「We has a Robots」:テクノポップの始祖=クラフトワーク ドイツのロックバンド:クラフトワークは、一世を風靡した「テクノポップ」の創始者たちで、日本のYMOやイギリスのOMID(オーケストラル・マヌーバーズ・イン・ザ・ダーク)のような追随者を多数生…

『クラシック音楽とは何か』~ドイツ語圏の音楽大好きな著者:岡田暁生氏

『クラシック音楽とは何か』~ドイツ語圏の音楽大好きな著者:岡田暁生氏 この本(小学館:刊)の著者:岡田暁生(おかだ・あけお)さんは音楽学者で、京都大学人文科学研究所・教授(文学博士)。クラシックだけでなく、ジャズに関する著作もあります。 大…

バレエ・コッペリア(原作の怪奇小説からの素晴らしい焼き直し)

バレエ・コッペリア(原作の怪奇小説からの素晴らしい焼き直し) 古典バレエの中でも、人気のある演目:コッペリア。原作はE.T.A.ホフマンの怪奇小説:『砂男』。この小説の結末は身の毛もよだつバッドエンドですがiirei.hatenablog.com:「砂男」(怪奇作家…

「♪終着駅は始発駅」(北島三郎):易経ではどう解釈出来る?

「♪終着駅は始発駅」(北島三郎):易経ではどう解釈出来る? この歌はド演歌ですが、聴くに足る内容を持ちます。精神科に入院していた私の知人がこの歌が大好きでした。またあるとき、何人かのメンバーで(初対面の人を含む)カラオケ会を開いたとき、私は…

マンドリン:萩原朔太郎が愛したユニークな音色

マンドリン:萩原朔太郎が愛したユニークな音色 無頼な詩人:萩原朔太郎(はぎわら・さくたろう)という人は、マンドリンをこよなく愛し奏で、よく酒を呑み、詩を練ったというお話が有名です。ただ私はこの詩人がいまいち好きではないので、マンドリンも「坊…

知人にプレゼントした「ロシア五人組」の音楽CD:名曲ぞろい

知人にプレゼントした「ロシア五人組」の音楽CD:名曲ぞろい 以下はこのブログの題名のごとく、知人に差し上げたCDについての解説です。(この曲たちの収録されたCDは複数枚持っていたので、そのうち一枚を差し上げた、という次第です。) CD(ロシア音楽…

坂本龍一氏と森下礼(私):どこか似ている?

坂本龍一氏と森下礼(私):どこか似ている? 当時私は東京大学3年目(留年1回)の学生でした。この時期に漏れず、私も進路・その他で悩んでいました。ただ当面は、理科系から文科系に文転、漫画を書き、演劇をやり、フランス文学を研究するのだと決めてい…