2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「左前」と「左団扇:左ウチワ」、よく似た言葉ですが、意味が正反対です。「左前」というのは 左前(ひだりまえ) 1.着物の右の衽(おくみ)を左の衽の上に重ねて着ること。死者に着せる経帷子(きょうかたびら)はそうする習慣がある。 類:左衽(さじん…
私はキノコが好きで、キノコ栽培・販売会社に勤め、マイタケやエリンギ、シメジ(正確にはヒラタケ)の栽培に携っていたことがありますが、自分でもクリタケ、アガリクスなども栽培したことがあります。(いわゆる幻覚を起すマジック・マッシュルームには目…
昨今、日本ではオランダの画家、フェルメールが人気で、今年開かれた展覧会には多くの人びとが訪れたとのこと。なかでももっとも人気だったのは「真珠の耳飾りの少女」(別名:青いターバンの少女。) 真珠の耳飾りの少女 ところで、フェルメールのこの作品…
私は以前、YEN(円)の安定度を示すため、IYCという指標を考案しましたがhttp://d.hatena.ne.jp/iirei/20071108#1194518171 :IYC(円の危険度指数)およびIEC,IDCについて 今回は、暴落著しいEURO(ユーロ)の代わりに、通貨として持っているほうが有…
私のブログによくコメントを下さる「レモンバーム」さんが挙げていた本を読んでみました。原題は「ノーモア・マリッジ」(情報センター出版局)、改題して「僕が結婚をやめた理由」(PHP文庫)です。吉村作治さんは高名なエジプト考古学の学徒であり、早…
中国最高の歴史書「史記」の著者、司馬遷は極めて興味深い人物です。表題にある「天道是か非か(天道是邪非邪)」は、その史記を貫く大テーマです。私は大学教養課程のころ、司馬遷=史記に関する授業を聴講していましたが、このときの講師もこの「天道是か…
全4回に渡る「太平洋戦争」を巡る将官の話。 不規則にエントリーします。その4(完結)。大西瀧治郎→ 戦争用語で、「必死」と「決死」というのがあります。似ている様で結構違います。「決死」とは「死ぬことも覚悟の厳しい任務」であり、作戦終了後は「帰…
いつだったか、私はあるスーパーで、「イズミ鯛」の刺身を目にしました。身の見た目もなるほど鯛のようで、これも色々ある鯛の一種かと思い、購入、食卓に乗せましたが、あとでこの魚について調べてみると、これは海で獲れる鯛の仲間(黒鯛とか)の仲間では…