易経
水の浄め(きよめ)と火の穢れ(けがれ):『塩の民俗学』から(随想録―42) そもそも『塩の民俗学』の著者の亀井地歩子さんは新潟県糸魚川地方と長野県の松本地方を結んだ塩の道を調べていたそうですが、専売公社が扱う精製塩が自然塩とは異なり、いわゆ…
乾歌(個体)と坤歌(液体):ほとんど全ての楽曲を選り分ける(随想録―37) 易経(えききょう:中国の占術書&哲学書)に関連して、「乾坤一擲」(けんこんいってき)という言葉があります。乾(けん)は、男・父・大空を意味し、坤(こん)は女・母・大…
素人の怖さ:マルクスと空海を評価すると(随想録―27) むかし、評論家の呉智英(くれ・ともふさ)さんが書いていましたが、左翼系の論客:吉本隆明さんは、ほかの左翼系論客を論破しまくったと。呉さんが書くに、吉本さんは、マルクス主義の「神学的体系…
window.dataLayer = window.dataLayer || []; function gtag(){dataLayer.push(arguments);} gtag('js', new Date()); gtag('config', 'G-XSYTL8PREM'); 「無」(道家)と「空」(仏教):哲学用語の受容と変容 仏教がインドから中国に伝えられたとき、「空…
二項対立と男女:2進法で世界は作られる PCでMP3などの音楽を聴くとき、スクリーンセイバーのように表示されるイメージに、「視覚エフェクト(Z)→アルケミー→ランダム」というものがあります。この表示の様式では、必ず画面のどこかに2つの極が現れ…
恋の行方は?:2020年7月4日の易経占いと「物語の構造」 昨2020年は、私にとって、特に恋愛に関して忘れられない年でした。某女性ブロガー(Jさんとしておきます)と、熱い関係になり、逢ってみたいという私と、関係はネット上だけで、というJさ…
葛飾北斎と北斎漫画:江戸の庶民は教養があった。 かつしか‐ほくさい【葛飾北斎】「江戸後期の浮世絵師。もと川村氏、のち一時中島氏。江戸本所に生まれる。葛飾派の祖。初め勝川春章の門に入り、春朗と号し、のち宗理・画狂人・戴斗・為一いいち・卍など、…