2017-01-01から1年間の記事一覧
以前、確か阿刀田高(あとうだ・たかし)さんのエッセイで読んだ記憶があるのですが、ゲームの将棋と囲碁の違いを男女のオルガスムスに関連して書いてあったと思います。将棋というゲームは、終盤に差し掛かるとともに、煮つまっていき、急速に詰められ、あ…
李商隠 ( wiki )→ 以前中国詩の本を読んでいた時(どの本だったか忘れましたが)、「この詩良い!!」と評価していき、「この詩も良い!!」という乗りで、もっとも高評価だったのは、杜甫でも李白でも白楽天でもなく、李商隠(りしょういん)でした。そん…
メデューサの首を掲げるペルセウス (wiki)→ ギリシャ神話には、「神託:オラクル」の話が良く出てきますが、これは神に保障された未来予想。ある王が、「生まれてくる孫に殺される」との神託を受け、娘のダナエを塔に幽閉したのですが、ゼウスが雨に化けて…
我が家では、現在♀犬一頭(15歳、人間の年齢で80歳超)を飼っていますが、我々が若い頃は♂犬を飼っていました。でも毎日は散歩させない、ご飯は猫まんまで、ある意味虐待していました。いわばスポイルしていたのです。でもこの犬は私に懐き、いじらしか…
表題のような本を書いたことがあります。その中から、クワの項目。 クワ:桑:マルベリー (木本植物・クワ科) **薬用、食用 春から秋 私の住む群馬県でも、クワの木はあまり見かけなくなってしまいました。養蚕の衰退がもちろんその理由で、淋しい限りで…
私は以前、過去ログで「人工甘味料」の危険性に警鐘を鳴らすエントリーを書きましたが、今回は自然に存在する添加物が使われた食品を取り上げてみたいと思います。http://d.hatena.ne.jp/iirei/20101102#1288654476 :危険な人工甘味料・・・チクロからスク…
映画『ネイビーシールズ』 の終盤に出てくるテクムセ(ティカムサ)の詩です・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・死の恐怖に犯されない人生を送れ 人の信仰を貶めるな 人の考えを尊重し自分の考えも尊重してもらうよう求めよ 人生を愛し…
@1:季語としての山4態:とても美しい詩句です。.『広辞苑』の 「山笑う」「山粧う」「山眠る」を引いておきます。 山笑う [画品、郭煕四時山「春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠として滴(した) たるが如し、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡とし…
私がアボカドを知って以来、どのくらい経ったでしょう。1978年に大学に入学してから知ったように思います。それ以前、高校2年生の頃にはキーウィーフルーツを知っていましたから、ちょっと遅い認知でした。 この油脂分の多い「果物」は、果物の中で特異…
文体、文体と、ついつい無意識に使っているこの言葉、どんなものなのか、考えてみました。まずは、各国語で「文体」をなんというのか、調べました。Writing style(英語) Style d'écriture(フランス語)Schreibstil (ドイツ語) Литературиый стиль(ロシ…
私の知り合いのなかで、2名ほど「尿路結石」に罹ったひと(男性2名)がいて、この病気の痛さは「七転八倒」、ハンパない、と聞きましたので、ちょっと尿路結石について調べてみました。 まず、結石ができる部位は、腎臓(腎盂)から始まり、尿管を経て膀胱…
子供時代、大人の宴会の席に同道すると、そこには意地悪な大人がいるもので、面白半分で清酒やビールを奨め、一口飲むと、清酒でもビールでもその「不味さ」に閉口したものです。大人になったらこんなゲテモノ、決して飲むまい、と思ったのです。 でも、あに…
(前口上:何分、小父さんである私が幼い頃・・・小学年低学年だったころ、かれこれ50年ほど前の作品群なので、現代のスピード感あふれるドラマやゲームを見慣れた人には、退屈かも知れません。ただ、あの頃のSFロボット物語が、現在のロボット事情をど…
アリゲーターガー(wiki)→ ナイル・パーチを手にした衝撃 「ダーウィンの悪夢」は、フランス、ベルギーの合作で2004年に製作された映画。アフリカ・タンザニアの世界第二の淡水湖「ヴィクトリア湖」はかつて「ダーウィンの箱庭」とよばれ、草食性の魚の…
「小説の神様」と呼ばれる志賀直哉、彼の作品を今回4編読んでみました。「神様」という大仰な表現は作品「小僧の神様」から来ているようです。 「城の崎にて」。これは志賀が山の手線に轢かれかけて九死に一生を得たあと、脊椎カリエスになる恐れを抱きつつ…
癩病(らいびょう)という病気は、癩菌という病原菌が、皮膚をはじめ、体の各部に浸潤して、体を食い荒らすという病気で、昭和の中頃まで「不治」の病でした。そして、特効薬(プロミン)が発明されたにも関わらず、発病者を娑婆から完全に隔離して、「療養…
過去ログで、燕麦(oats)に関係したレスをまず挙げます。>Cさん 燕麦には私は先入観があり、イングランドの辞書編纂者サミュエル・ジョンソンが「燕麦:イングランドでは馬が食べ、スコットランドでは人が食べる」と書き、それを聞いたスコットランドの人…
@鏡 私は昔、 鏡であった。 人の姿を 正確に 映し出す 鏡であった。 でも ある事件がもとで 鏡は割れた。 それはある女性を 巡るおぞましき 三角関係。 今は 人の姿を 歪んで映す。 鏡は それを 良しとする。 (2012.06.24) 以上の詩は、恋愛に…
以下はブログ友のcenecioさんと私(iirei)の漫画に関するやり取りです。 cenecio:森下さん、お伺いしたいのですが、日本で漫画という分野が発達したのはなぜでしょうか。 ギアさまと私からの質問です。よろしくお願いいたします。お時間のあるとき、明日で…
(ピロリジジン。複数のピロリジジン・アルカロイドの骨格をなす。)↑ (wiki) 「アルカロイド」と言えば、猛毒の化合物であると認識されることが多いですが、実際に危険なものが数多くあります。Wikipediaではこの一群について、以下のような解説をしていま…
以前、「@@の法則」と銘打って、自然科学の法則ではなく、社会科学の法則を並べたことがありますが、今回は「@@の夢」と表現される文言を挙げてみます。思い出すままに・・・(より正確に言えば、「の夢」というキーワードでググったのです。大抵は記憶…
江戸時代末期の浮世絵師・歌川国芳(うたかわくによし:1797−1861)の作品は美しいのか、検討したいと思います。Wikipedia から。 画号は一勇斎といい、後に彩芳舎、朝桜楼、雪谷、仙真とも号した。歌川を称し、狂歌の号に柳燕、隠号に一妙開程芳と…
「身捨つるほどの祖国はありや」は、寺山修司(1935−1983:47歳没)の書いた文章から、特記すべき記述を警句として抜き出した警句集(アフォリズム集)です。もちろん作者は寺山修司であり、編集したのが藤本真佐夫、発行人が伊藤勇、2003年に…
明治維新の立役者である坂本龍馬は、発育過程でオネショを卒業する歳になっても、まだオネショが止まらなかったので有名な人でした。私の場合、小学生のころにはオネショを卒業していましたが、中学生のころ、生意気だけど好きだった女子生徒に覆いかぶさり…
塙保己一(はなわ・ほきいち:1746−1821)は、江戸中・後期の国学者。生後5、6歳で眼病のため失明します。生まれ故郷は埼玉県・児玉。八高線に乗ると、児玉駅の案内板には塙保己一生誕の地と書いてあります。盲目になった彼にとって身を養うよすが…
キムジョンイルの長男:キムジョンナムが、北朝鮮から遠く離れたマレーシア・クアラルンプールで、どうも(一連のオウム真理教事件で弁護士を暗殺しようとしたけれど、未遂に終わった)最強の毒ガス・VXガスを使って暗殺されたと言います。下手人はジョン…