2011-01-01から1年間の記事一覧
炭素原子(C)に直接塩素原子(Cl)が結合した形の化合物で、自然界にはほとんど存在しない。唯一、微生物のある種のものが有機塩素化合物をつくってしまったという事例はあるが、この生物は「抗生物質として」再利用しているのである。それほど毒性が強い…
伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)は江戸時代中後期の画家で、ほんらい青物商人の息子として生まれています。この家の4代目当主(伊藤源左衛門)でしたが、早々に弟に家督を譲り、隠居して好きな画業に専念します。 生没年は1716−1800年。 この画家…
ここに、図書館から借りてきたDVDがあります。「知ってなっとく!地層処分」(48分)というもので、経済産業省と資源エネルギー庁の外郭団体であるNUMOが資料を提供し、経済産業省と資源エネルギー庁が制作したものです。 ここに、NUMOとはNuclear waste M…
ジェンダーと芸術・科学シリーズ その3 (科学)(ジェンダー:gender:社会的、文化的意味づけされた男女の差異・三回シリーズ・最終回) 特に、科学の分野では、女性は男性より劣っている、という世界共通認識が抜きがたくあります。でも、例外もかなりあ…
昨年、公園に咲いていたニゲラ(クロタネソウ)(:キンポウゲ科)の花が気に入ったので、昨秋、ラムズイヤー・シーズから種を取り寄せ、育ててみました。種です。(現物:10月ころ) 播種:暗好性種子なので、寒冷紗をかけました(10月中旬) 芽生えです…
2011年2月22日に起きたニュージーランド地震、被害者のご冥福をお祈りします。ただ私は、その被害者たちの顔ぶれを見て、「実に女性が多いな」と思いました。語学留学しにきた人のうち、8割くらいは女性の被害者でした。これはどんな事態なのでしょ…
ジェンダーと芸術・科学シリーズ その2:文芸(ジェンダー:gender:社会的、文化的意味づけされた男女の差異・三回シリーズ) ルー・ザロメ(あるいはルー・サロメ)という名を聞いたことがありますか?彼女はフランス系ロシア人の将軍の娘(1861−19…
トウダイグサ→ 中也といえば、「詩への架橋」(大岡信)に取上げられていた詩が好きでした:羊の歌 安原喜弘に(1)祈り 死の時には私が仰向かんことを! この小さな顎が、小さい上にも小さくならんことを! それよ、私は私が感じ得なかったことのために、 …
ジェンダーと芸術・科学シリーズ その1(音楽)(ジェンダー:gender:社会的、文化的意味づけされた男女の差異・三回シリーズ) 女性の社会進出は、近代国家なら必須の話題ですが、天才女性小説家、天才女性詩人とかは、日本にもいました。紫式部、和泉式…
最近、弟が買ってきた「ヤカン(ケトル)」、1000円弱の値段で2.5l入りで、しかも中国製でした。 品質はいいようです。このようなローテクの製品の製造ノウハウは、あっさり中国に移転させているのですね。 私は、物作りを行なう会社の社長は、理科…
→「ラムズイヤー・シーズ」の種袋 貴方は、ハーブが好きですか?それなら、タンジー、ヘンルーダ(ルー)などはご存知ですか?これらは、毒性が近代医学によって証明され、今はあまり使われなくなったハーブです。 また、緑色の「魔酒」アプサンに配合されて…
この、SF作家・ジュール・ベルヌ原作の映画「80日間世界一周」(1956年公開)のテーマ・ソング「Around the World」(作曲:ヴィクター・ヤング)が痛く気に入ったので、探した結果、図書館でもレンタルショップでもなく、たまに通うウナギ屋にあったの…
不思議なことに、私は今回の東北地方太平洋沖地震について、語るべきディスクールを持っていません。そこで拙著「災害の芽を摘む」から引用しようと思います。 関東大震災で、最大級の死者を生んだのは、広場でした。2万坪の本所被服廠跡地(ほんじょひふく…
以下、私は今回、かなり大胆な考察をするつもりです。表題の「フォン・ドマルスの原理」とは、以下のような法則です。 「フォン・ドマルスの原理」神話や統合失調症患者の世界把握パターンを説明する、精神科医フォン・ドマルスが、豊富な症例から帰納した原…
↑週刊文春の記事より また、幼女を狙った殺人・死体遺棄事件が起こってしまいました。3,4年に一遍くらい、この種の事件は起きます。宮崎勤、小林薫(同名の俳優とは違います)とかペルーのトーレス・ヤギとかのロリコンの犯人が記憶に新しいです。 犯人、…
私が小学生3、4年生だったころ、男子生徒の間で「切手」の収集が流行ったことがあります。 当時、国宝切手、国際文通週間、切手趣味週間、国立公園切手などの人気シリーズが目白押しで、夢中になって集めたものです。 このころ、同級生の女の子の姉が「切…
昨日(2011.03.11、14時46分)三陸沖で起きた大地震、被害の全貌はいまだ解りませんが、被害に遭われた方の安否を気遣います。この地震の規模(マグニチュード)は最終的に9.0、これは日本で起きた地震でも、史上最大級のものです。阪神・…
古代ギリシャ、テーバイの国の国王、オイディプス王は、ここ何年も打ち続く飢餓などに心を痛め、その原因を知るべく色々調査をしていました。このテーバイの前国王、ライオスが何者かに、御幸(みゆき:王があちこち巡回すること)の最中に三叉路で殺されて…
以下の長文は群馬県太田市市長・清水聖義(しみず・まさよし)氏がその著「地方の一分」で展開していたもので、彼の運営するブログからコピペしたものです。 http://blog.goo.ne.jp/shimizu_ota/m/200711/1 法人2税の再配分はいらない。地方交付税の復元が…
私のブログによく投稿してくれる「てくっぺ」さんの推薦で、田山花袋(たやま・かたい)の短篇「一兵卒」を読んでみました。病気上がり(いまだ治ってはいない)の一兵卒が理不尽な運命に翻弄されるというお話です。 彼の命を奪うのは「脚気衝心:かっけしょ…
俳句特集 その3 (今回のブログは、ブログ仲間の「てくっぺ」さんの推薦で読んでみた二作品を取り上げます。) 吉村昭さんのものした「海も暮れきる」を読みました。この中篇小説は、明治・大正期を生きた俳人、尾崎放哉(おざき・ほうさい)の、小豆島(し…
NHKの深夜番組の再放送として、2月上旬の夕刻オン・エアーされていた「恋する日本語」が印象に残ったので、その番組のソースとなった同名ショートショート集を図書館から借りて読みました。(小山薫堂:こやま・くんどう)著。 NHKの番組は、女優・余美貴子…
仮面に囲まれた自画像(1899)→ ジェームズ・アンソール(James Ensor, 1860年4月13日―1949年11月19日)は、19世紀〜20世紀のベルギーの画家です。 オステンドのアンソールの両親の家は、観光客相手の土産物店を営んでおり、貝殻、民芸品、カーニバルの…
俳句特集 その2 相撲乗せし便船のなど時化(しけ)となり 曳かれる牛が辻でずっと見回した秋空だ この2句は、新傾向俳句の旗手・河東碧梧桐(かわひがし・へきごどう)の手になるもので、「破調」の俳句です。破調とは、俳句の「5・7・5の定型、季語入…
クエスチョン『もしも、赤い糸が見えて全然タイプじゃない人と繋がってたらどうする?』 まずは、その糸を断ち切ることを考えます。できなければ、その異性を受け入れるしかないでしょうね。てか、一人の人間には、複数の「赤い糸」で数人の異性がつながって…