虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

切手マニアとエヴァンゲリオン切手

 私が小学生3、4年生だったころ、男子生徒の間で「切手」の収集が流行ったことがあります。


 当時、国宝切手、国際文通週間、切手趣味週間、国立公園切手などの人気シリーズが目白押しで、夢中になって集めたものです。


 このころ、同級生の女の子の姉が「切手を集めるなんて幼稚な趣味だ」と発言し、そのコトバに怒った我々男子生徒は、その姉さんを襲ってやろうか、と皆で盛り上ったものです。(意気地なしに実行は出来ませんでしたが・・・してたらヤバイ。)


 でも、確かに、中学校以降はマニアとしての切手集めはやらなくなりましたが、気にいった切手は買うようにしています。いま現在持っている切手をお金に換算すると、3万円くらいになるでしょう。あくまで額面で。


 そして、「新世紀エヴァンゲリオン」を記念して4年前(2007・2.23日)に発行された切手シート(80円10枚組み)を、当時の私は、これは切手マニア、エヴァマニアの間での価値が上がると思い、5シートほど買いました。そのうち1シートは、碇シンジ綾波レイの切手を使用しましたが:1年前ほど前に聞いたのですが、切手シート額面800円であったのが、マニア価格が現在倍の1600円の値段になっているそうです。やったねーーー!!・・・という感じですね。



 買いたがるのは、切手マニアエヴァマニアだと思いますが、ともかくマニアの間では、高価なものになっているかと思います。(←予想通り!!)

 切手のマニア価格は、それほど高騰もしないし、暴落もしないと思うので、持っている人、安心して保存して置いてください。

なお、切手の世界では、裏の糊に指紋がつくと、価値が下るので、ご注意を。

http://postbeginning.seesaa.net/article/55686712.html (↓引用)

世界の郵便制度の先駆けとなったのは、1840年にイギリスで始まった、「全国均一料金制度」と、切手を貼ってポストに投函すれば必ず相手に届く「ポスト投函制度」です。

日本でも前島密(越後・新潟県出身)が、イギリスの郵便制度を参考にそれまでの飛脚制度に変わる新しい郵便制度を提唱しました。

近代郵便制度のもととなるこの新郵便制度は1871年(明治4年)4月20日に東京〜大阪間で始まりました。当時は東京と大阪間を3日と6時間かかって郵便を届けたそうです。

同時に、現在の郵便局の元となる郵便役所が東京・京都・大阪に設置されました。
東京郵便役所が置かれた日本橋郵便局があるところには「郵便発祥の地」の碑と近代郵便制度創始者前島密(まえじま ひそか)の胸像が設けられています。

翌明治5年7月には、はやくも日本全国に郵便網がしかれ、日本全国、どこからでも、どこへでも郵便物を届けることができるようになりました。

今日のひと言:上掲ブログで郵便局の歴史を見てみると、
1)郵貯(1875)のほうが、簡保(1916)より歴史が古い
2)年賀郵便は極めて早い時期(1906)に始まっている
・・・などが面白いですね。