2012-01-01から1年間の記事一覧
世間では理工系といっしょくたにされる「理学」と「工学」、実はおおきな違いがあるのです。第一次世界大戦のさなか、ドイツ軍が「塩素ガス」を初めとする近代兵器を投入したことは、歴史に紛れもない事実ですが、この「暴挙」を指揮したのが、ドイツの化学…
アカメガシワ→ ある種の植物の新芽ないし新葉が赤い色をしていることがあります。薔薇とか、その名もずばりアカメガシワ(赤芽柏)とか。その理由を追って検索したところ、ぴったりのHPに行き着きました。http://www.jspp.org/cgi-bin/17hiroba/question_s…
ライプニッツ(wiki)→ ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ(1646−1716)は万能の天才と言われます。彼のIQ(知能指数)は200を超えていたという説もあり、自然科学(中でも数学)、哲学、神学、技術の各分野で卓越した業績を残していま…
ボッシュ(ヒエロニムス・ボッシュ:Bosch)をご存知ですか?彼は中世から近代へのハザマで活躍した画家です。オランダの画家「オランダ語でBos、これは通り名で本名はHieronymus Van Aken(ヒエロニムス・ファン・アケン) と言います。1462?−151…
この本は1991年「自動起床装置」で第105回芥川賞を受賞した辺見庸氏が共同通信社の企画として世界各地を回り、食の見地からそれぞれの地域の現状を書き取った食・エッセイです。1994年出版。 全5章からなり、1)東南アジア 2)ヨーロッパ(東…
以前、過去ログで「山下達郎と坂本龍一」というのをエントリーしましたが、http://d.hatena.ne.jp/iirei/20080520ここで私は、山下達郎さんは「アメリカン・ポップスを完全に消化して、自由自在に歌が作れる天才」であるとしました。最近とは言えないですが…
この本は、保坂弘司さんという人が、日本の3大和歌集、万葉集、古今和歌集、新古今和歌集の入門書として書いた本です。万葉集から112首、古今和歌集から63首、新古今和歌集から56首、計234首の呈示、解釈、鑑賞のやり方が記されています。200…
彼の名は「北町貫多」。今年19歳の港湾労働者。彼は中卒で、アルファベットさえ覚えていません。日当5500円を求めて日雇いになり、稼いだ金はすぐさま消費してしまうという生活を送っています。お金が入れば仕事を休み、ぐうたらしています。無計画な…
寺田寅彦(1878−1935)は戦前の日本の物理学者・随筆家・俳人です。筆名として吉村冬彦のペンネームもあります。彼は夏目漱石と熊本第五高等学校在学中に知り合い、以後漱石に習って俳句の道にも進みますが、漱石から見ても寅彦の存在は面白かったら…
大学生のころ、私はニューウェイブ(ロックの一種)に馴染み、キリング・ジョークというバンドのデビューアルバム「黒色革命」が大のお気に入りでした。そして高校時代の友人が私の下宿に来たとき、このアルバムを聴いてもらったのですが、彼が言うには「「…
1999年、例のノストラダムスの大予言が盛り上がっていた際、1999年7月に人類が滅びることを信じた人たちと、激論を繰り広げた陣営に、「と学会」(代表・山本弘さん)がありました。周知のようにこの大予言は外れてしまいました。それからは、信じ…
ラムズイヤー・シーズへの 私からの問い合わせ: 私は、ハーブを知って16年、本格的にはじめて10年くらいになります。その 間、日本で手にいれられそうなハーブは大体栽培を試しましたが、芽のでない場合が多かっ たです。今回最初に注文した「グッド・…
女子高の垂れ幕→ 私は以前のブログに書いたのですが今日のひと言:女性とスポーツ・・・昔の人は(例えば虫明亜呂無さん)「女性はスポーツが好きというより、競技している男性を見るが好きなのだ。」とか言ってましたが、昔日本の女子バレーが世界最強だっ…
生活上、案外バカにできない民間薬があります。その一つの例としてとりあげられたブログの引用から始めます。 この「うどん屋の風邪薬」はその名の通り、うどん屋で売られた風邪薬で関西地区でよく見られた。同じ発売元の会社は関東でもこの薬を売り出したが、…
ここで映像をアップするのは、イギリスBBC作成の「空飛ぶモンティ・パイソン」第二シリーズにある「バカな歩き方省」というスケッチ(コント)です。アニメ空軍パイロットのひげ剃り〜新聞販売店のHな客〜シリー・ウォークの3つが組み合わされています。 い…
上に挙げた格言は、以前どこかで読んだものですが、なかなか穿った格言だと思います。男女の役割分担をうまく表現していると思います。家庭は、主婦の常日頃の努力で維持されるものですからね。また、家屋は男性の建築技術と体力で建てられるものですから、…
上田秋成(1734−1809)は、江戸中・後期の医師、国学者、戯作者です。国学者として、本居宣長に論争を挑んだことがありますが、その本領は戯作者にあると思われます。雨月物語、春雨物語などが特に有名です。 彼の場合、5歳で天然痘にかかり、生死…