私のブログの特徴:「虚虚実実――ウルトラバイバル」
私のブログの特徴:「虚虚実実――ウルトラバイバル」
2005年10月に始めたこのブログ、2019年10月時点で15年継続し、一千百件ほど記事を挙げました。このブログは、そもそも災害と、より広く人間の安全を脅かすものも災害とみなし、広い意味での危機管理を述べるのが基本でしたが、現在は色色なテーマを取り上げています。
その特徴について私があるブロガーのページに書いたことを引用します。
さて、貴女にはとても信じられないかもですが、私、最近グーグル・アドセンスを抜けました。昨年PCを買い替えたとき、そのメーカーと思しき情報提供の依頼があり、グーグルのパスワードをうっかり教えてしまったのです。これは最近になり、グーグルからの確かめのメールが頻繁にくるようになり、たぶんあのアンケートはフィッシング詐欺だったと思い至ったわけです。グーグルからは、はてなブログにもアクセスできるので、グーグルにアカウントを持つのは危険だと判断し、抜けたわけです。1000余話の私のブログは、検索を掛けてひっかかるようなことの多いロングテールな記事内容なので、これらが消されてしまうのは残念だと思った次第です。(なお、新たなパスワードにも変えられなかったというのも危険を察知した一因でした。)
https://www.3939life.com/entry/unkai_terrace
グーグル経由で、せっかく積み上げたブログが、「一瞬で」「全て」削除される事態を恐れたわけです。悪意を持った人物が削除行為をする可能性。その危険性に比べればグーグル・アドセンスが使えないことなど、大した問題ではありませんでした。もちろん、ユーチューブも能動的には使えない、というデメリットも「有難く」享受するわけです。
まあ、正直言って、「虚虚実実――ウルトラバイバル」は、万人向きのブログではなく、読む人によってこそ響くところが多いものだと考えています。ただ、気をつけていることは、女性ブロガーが陥りやすい「ああした、こうしたブログ」は避けたいということ(この用語は私のオリジナルで、体験した出来事を、逐次的にああだ、こうだ、と書き並べるようなブログのことです。)。もう一つ、毎年毎年、作ったジャムやマーマレードの作り方を飽きずに記載するといったような、進歩のないブログにはしたくないことです(ただ、季節のものをブログに載せるのは、私も往々にしてやることがありますので、なるべく記述を変えるようにしています。)。
上の引用で、「ロングテール」という言葉を使いましたが、これはアマゾンの品揃えで、通常の店舗においては、売れる見込みがなくて、卸売り業者に返品されるような商品を、「いつでも」用意できるようにして、小口の顧客に資するといった商法です。
2018年に「株式会社はてな」がそれまでの「はてなダイアリー」を消滅させ、「はてなブログ」に統一した際、移行前(ダイアリー)ではだいたい一日1000ページビューだったのが、移行後(ブログ)現在は300ページビューと減ってしまい、とくに「はてなユーザー」からの閲覧が減ったようです。これは「はてなアナリティック」の精度の問題かも知れませんが、私のブログには「はてなユーザー」からの閲覧者が少ないという現状です。
では、アクセスはどこから来るかと言えば、もっとも多いのはグーグルの検索から見に来る人です。アクセス件数の65%を占めます。ほかにヤフーが25%、ほかのメディアや「はてな」からの閲覧を合わせて10%弱といったところです。「虚虚実実――ウルトラバイバル」はその意味で、ロングテールなのです。「需要は少ないが、検索を掛ける人がいれば、その人の目にとまる」という感じです。
グーグルの検索がなくなると、閲覧数は惨めなほど激減するのが必至です。このブログの場合、テーマ別の記事なので、情報を得たいと検索をかける人の目に留まることが多く、私本人でさえエントリーしたことを忘れた古い記事でさえ、見に来てくれる人が多いのは、たいへん嬉しいことです。試しに「齋藤孝 限界」とか「齋藤孝 天才論」などのダブル・キーワードで検索をかけてみて下さい。「虚虚実実――ウルトラバイバル」が結構上位に出て来ます。ものによっては、統合失調症患者に関わる「フォン・ドマルスの原理」のようなシングル・キーワードでもヒットします。
今日のひと言:私は「虚虚実実――ウルトラバイバル」を、自分と世界との数少ない接点と位置づけ、書き綴っています。当面の間は、ブログが物理的、経済的に続かなくなるまでは書き続けようと思っています。(もっとも今ブログをやめても、グーグル検索からの閲覧者はくるのでしょうが。私はやめるにしても、ブログ自体を削除する積もりはありません。私のあらん限りの現実との格闘の記録ですから。)
- 作者:諸橋 轍次
- 発売日: 1979/03/29
- メディア: 文庫
- 発売日: 2017/07/12
- メディア: Kindle版
ロングテール‐「売れない商品」を宝の山に変える新戦略 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
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- メディア: 文庫
今日の一品
@釜揚白エビの卸し和え
台湾産の白えび。大根卸しで、シンプルに食べました。
(2020.05.16)
@フダンソウ(不断草)のお浸し
夏ホウレンソウとも呼ばれ、一年中育てられる重宝な野菜。花穂が出来たので、穂を刈り取ってしまい、お浸しにしました。カツオ節、醤油。甘いです。
(2020.05.18)
@鶏手羽先のトマト煮
弟作。水、塩、トマト、ドライフルーツのマンゴー、オレガノ。保温調理鍋に入れて2時間保温。肉と骨がよく離れました。湯せんをせずに、トマトの皮がのこっているのは、男の料理ならでは。。ご愛嬌。
(2020.05.18)
今日の四句
人参の
切れっぱしから
花咲けり
上のほうの切れっぱしを水栽培していたら、出てきた葉が面白く、また根も生えてきたので、鉢に植えました。その株についた花。
(2020.05.16)
緋色にて
草原照らす
ヒナゲシや
(2020.05.16)
この風景は、昔も愛でており、こんな句も書いています(↓)
点々と
喀血のごと
ヒナゲシや
(2012.05.17)
里芋の
恥じらい出ずる
新芽かな
(2020.05.17)
白亜にぞ
光る芍薬
陽と競う
輝度の高い花びらです。
(2020.05.17)