忘年会、新年会などで余興としてリクエストされる隠し芸。「ウケる!!隠し芸100連発」を図書館から借りて観てみました。このDVDは、お笑い集団「ザ・ニュースペーパー」に所属する(らしい)蘭丸陽一さんと濱田マ助さんが出演しています。笑いのプロらしく、いろいろな芸を小気味よく披露しています。(このDVD、発売元はハイタッチ株式会社。)
まず、芸を披露する際の基本的な心構えとして、
@恥ずかしがらない
@声は大きく
@拍手の間をとる(観賞する者の反応を見ながら)
@失敗してもめげない(それもネタの一つ)
@自分で楽しむこと
以上の心得を持続していれば自分も周りも楽しめるというのですね。
実際の芸に目を向けてみると、第一に、ピンでなにも小道具がなくても演じられる「パントマイム」に注意するべきでしょうね。たとえば「透明な壁」など。演者があたかも聴衆との間にある壁に挑みかかり、ちょうどアマガエルがガラスの壁に張り付くようにしたら、大うけするでしょう。
人文字。二人で例えば「人の字」を書きます。
浴衣を変則的に着て。たとえば、浴衣の前後をさかさまにして、ヒョットコの面を頭の後ろに被り、お面を見せながらお礼をするという芸。観衆には、演者がかなり無理な姿勢をとっているのは解かるでしょうから、首尾よくお辞儀をしたら、拍手・喝采ものでしょう。
ふすまをつかって。これは使い道の多い小道具です。一人がふすまを立てかけた背後で、もう一方が階段とかエスカレーターと称し、足を縮めてふすまから見えなくなる・・・隠すものを有効に使う例です。
後半の小道具を使う芸は、例えば風船やウレタンを使ったものなど、ちょっと難易度が高い気がします。
私がこれまで印象に残っている隠し芸には2つあります。一つは、マンガクラブにいたころの同僚が、本人の誕生日はかれこれこの日だとまず発言し、「じつはこの日は・・・」とX(ある有名人)の誕生日だとして、意外性から笑いを取り、「さらにこの日は、Y(また別の有名人)の誕生日なのですねえ」、と畳みかけ、さらに笑いを取るという具合でした。そしてまたまた、「実はこの日は、またまたZ(別の有名人)の誕生日の翌日なのですね」と、エンドレスに余興が続きます。
もう一つは、都市工学科の同僚で、平たく言えば「鉄ちゃん:鉄道マニア」なのですが、彼は東京に張り巡らされた鉄道網に習熟していて、例えば山の手線なら「ひゅーー、がたこんがたこん・・・」と言った電車の効果音を巧みに声帯模写するのです。圧倒的で面白かったなあ。その後、彼は恐らく「運輸省」(現・国土交通省)に入省したと思います。(ほかの進路は考えられませんでしたね。)
この2つの隠し芸、どちらも、演者ならではの計算がなされていると共に、演者の「生き方」まで反映される体のものだと思います。他の追随を許さぬといったことなのでしょう。
今日のひと言:どうしても隠し芸がないという場合には、切札となる歌があります。童謡で「空一杯に花火が広がりきれいだな」とかいう歌を大音量で歌うのですね。ラ・サール高校だか灘高校だかの隠し芸だったと思います。
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今日の料理
@鶏もも肉のカレー風焼き
弟作。一口大に切った鶏もも肉に、塩・カレー粉をまぶし、馴染んだところで片栗粉で覆い、フライパンで焼きました。
(2015.01.03)
@ヒバの煮物
ヒバは、小松菜を丸ごと乾燥させた保存食。今回は1パック120円なり、の商品の半分を使い、よく吸水させて、油揚げ、クコの実とともに、醤油+昆布だし+とうきび糖で煮ました。
http://d.hatena.ne.jp/iirei/20140612#1402568560
でも取り上げていました・・・
(2015.01.03)
@もやしとクコの実の卵炒め
フライパンにゴマ油を敷き、もやしとクコの実を炒め、塩を入れ、また炒め、卵を投入、最後にナツメグをかけました。ほんとうは紅法師(水菜)も入れるつもりだったのですが、忘れてしまいました。
(2015.01.04)
@なんちゃって天津丼
弟の昼食。天津丼で「カニ」を入れるのに対し、カニカマで代用させた料理。餡も掛ける点、本物の天津丼のようです。ほかにネギ、チンゲンサイもいれています。
(2015.01.07)
今日の一句
大光院
お御籤の策
二、三本
大光院(だいこういん)は太田市にある、新田義貞・徳川家康にゆかりの古刹です。私は毎シーズン、天気がよい日に歩いてお参りに行くことがあるのですが、お御籤(おみくじ)を引くと、札を指し示す策(スティック)が2、3本出てくることがあって、困ります。策を出す穴が広すぎるのですね。
(2015.01.06)