赤い芍薬あるいは荻原礼子(VERSE)
https://www.hanadonya.com/product/ac-0051.html?srsltid=AfmBOorM0xsJUbP-ExB0gAYrR5rVUGZUrAzHmm1Vku0kfUfU1D669TuM
彼女は私の運命の赤い芍薬
私は「礼」の字を彼女から採った。
私は白い芍薬。
私はファシスト(白)、
彼女はコミュニスト(赤)。
相容れない2人は愛し合った。
でも私が振った! あいつ、あのとき無礼だったから。
致し方ない運命の悪戯。
もともといいとこのお嬢さん
彼女は大盗賊になり
TO/YA/TAの産業スパイとして
私の書斎を荒らした。
最近は特にそれを頻繁に行った。
しつこい女。私は堪忍袋の緒を切った!
私は警察の刑事課に自ら乗り込み
彼女に関する決定的な資料(処刑道具)を納付した
即日荻原礼子は捕縛された。
愛し合ったとは言え、
荻原礼子は、
貧乏人の私を小馬鹿にしていたのだ。
いいとこのお嬢さん、
それなのに
コミュニストである荻原礼子よ。
君は二度と娑婆の空気を吸うことはない。
自業自得だ、
赤い芍薬、さらば。
まあ、地獄でも赤い芍薬であり続けな。
日本人は一人残らず乞食になる。
松久義也
2025.05.03/ 00:15