山の恋歌はあるのか?(海のならいくらでもあるが)
私とブログ上の知り合いのDさん(仮)がやったやり取りから、私の発言部分を挙げます。Dさんは、思い出に残る夏の歌といったテーマで綴っておられました。
私:ここで挙げられた曲では、山下達郎の「さよなら夏の日」、大瀧詠一の「君は天然色」、桑田佳祐の「波乗りジョニー」を知っています。私なら他に矢沢永吉の「時間よ止まれ」とか南佳孝の「モンロー・ウオーク」も挙げたいですね。いずれも海にまつわる歌。・・・そういえば、山にまつわる恋の歌って、あまりありません。
Dさんも、この見解に同意してくれました。海を舞台にしたラブ・ソングなら、松田聖子の「青い珊瑚礁」などをはじめとして様々な曲が思い浮かべられます。チューブの「シーズン・イン・ザ・サン」なども有名ですね。そのチューブが夏の曲を代表しているとすれば、ZOOなどが、冬スキーをやる若者に人気なバンドが冬の曲を代表していた、と言えるでしょう。
ZOO(ズー)は、1990年代に活動した、日本のダンス&ボーカルユニットである。1989年結成。1995年12月25日解散。
代表曲は「Choo Choo TRAIN」であり後に、EXILEや中西圭三等がカバーした。又、中西は他曲でも作曲及びバックコーラスを担当しており、ZOO解散後も何曲かの楽曲は中西本人がカバーしている。
冬山のスキーで恋愛を体験したいといった若者が多かったころ、支持されたのでしょうね。現在では日本各地のスキー場は、経営が厳しいと聞きます。ここで、ZOOの解散日がクリスマスというのは、なんだか作為的だと思います。
スキーにのみ恋愛の歌があるのか、はたまた山一般についてあるのか、はよく解かりませんが、海と山を比べてみると、海は「母親」、山は「父親」といったように区別が出来ないでしょうか。そして、海は母親のように、来訪者を優しく受け入れ、山は父親のように厳しく接するような気がします。
作家の深田久弥(ふかだ・きゅうや)が「日本百名山」を出版して、2014年で50周年になるそうです。この本で挙げられた様々な山たち、深田に引かれるように各名山に登る人も多いそうです。(2014.07.26付け 朝日新聞 天声人語より)
登山は、仲間がいるといえども、一人一人が持っている全ての体力・技量を発揮して、その上に登頂の喜びがあるのでしょう。山登りは、本質的に「個人で」行う行為であり、人間の相手が不必要なのだと思います。
今日のひと言:このブログで書いてみたように、夏の海は広く人びとを呼び、そこに恋愛も生まれるのだと思います。一方山は限られた人を呼ぶので、そこに恋愛が生まれる余地は少ないと思います。冬スキーの現場を除いて。
「山小舎の灯」 by 近江俊郎 (コメントから山の恋歌と解りましたので掲示します。)

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今日の料理
@イカのゴロ煮
イカのハラワタと身を同時に煮る料理を「ゴロ煮」と呼ぶらしいですが、我が家でもたまにつくります。輪切りにしたイカの胴体とゲソを内臓と絡ませ、ショウガ、醤油で味付けして、熱が通りしだい加熱をやめます。水は加えません。美味しい一品。
(2014.09.06)
@水菜のカツオフレーク和え
これから旬の水菜を茹で、カツオフレーク、梅サワー漬け(梅:砂糖:穀物酢=1:1:1で漬けたもの)の液体部分、茗荷3分の1、コリアンダー少々で和えました。これは、カツオフレークの代わりに、シーチキンを使っても良かろうと思います。
(2014.09.07)
@雲南百薬のゴマと香味野菜のドレッシング和え
弟作。雲南百薬を茹でて20分ほど水に晒し、「ゴマと香味野菜のドレッシング」(市販品)と、ネギ6分の1ほどを混ぜて和えました。雲南百薬は意外にも中国原産ではありませんが、中華風の味付けが似合うようです。
http://d.hatena.ne.jp/iirei/20101003#1286058635 :雲南百薬・今年最後の収穫
(2014.09.07)
今日の三句
こんもりと
小山なりけり
シロザの木
シロザ(アカザ)は、育ちきると、小さな樹木のような様相を呈します。それを愛でて。
(2014.09.06)
面倒か
草を抜き去り
アスファルト
道路の脇の植え込み、年3回くらい除草をしていましたが、面倒になったのか、草を抜いて、アスファルトで固めていました。・・・自然に逆らう行為です。いつかは、アスファルトをぶち抜いて、草が生えてくることでしょう。
(2014.09.09)
咲きにけり
流れの傍にて
曼珠沙華(まんじゅしゃげ)
意外なところで、曼珠沙華(彼岸花)の花を2輪みました。これまでも咲いていたのでしょうか?
(2014.09.10)