木っ端役人&潜伏キリシタン~2つの言葉の語源
木っ端役人&潜伏キリシタン~2つの言葉の語源
@「木っ端役人:こっぱやくにん」という表現がありますが、この言葉の起源は?と調べてみました。
木っ端・・・切れっ端って意味で家を造ったり家具やらの木工作業をした際に出る
端材を言う言葉で小さい切れ端なので大きな物を造る事は出来ない半端材の事。
勿論他の用途・・・つまり爪楊枝とか積み木とかの材料とかには使えますが
所詮は小物(小さな事)にしか使い道の無い材料を木っ端と言います。
転じて大した実力や権力の無い人を言い表す言葉として
木っ端野郎(木っ端役人)と揶揄(やゆ→馬鹿にして)言う時に使います。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1189006206
確かに感じがよく出ています。
この言葉に対応する言葉として「樸:ぼく、あらき」(自称の代名詞「僕」の人偏を木偏に代えた文字)というのがあります。この事物、老子がいたくお気に入りで、『老子』81章中、2、3回取り上げられています。19章がその一つで、「樸」=切り出したままの木材は、まだ加工されていろいろな部材になって使役される前の状態であり、老子はこれを讃えるのです。
老子はここで人為によって、生まれたままの完全な物・者が歪められるという事態を嫌っているように思えます。その意味で、老子は赤ちゃんも褒め称えます。生まれたままで、精に満ち、一日中泣いても疲れないというわけです。(55章)誰にも使役されないですから。
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@潜伏キリシタン :聞いたことがない言葉で、この用語で雲仙・天草の関連施設が世界遺産に登録されたというニュースと共に、なぜ「隠れキリシタン」ではないか、疑問に思いました。Wikiによると、以下のように説明されています。
隠れキリシタン(かくれキリシタン)は、日本の江戸時代に江戸幕府が禁教令を布告してキリスト教を弾圧した後も、密かに信仰を続けた信者である。以下の2つに分けられるが、一般に両者を区別せずに呼ぶ。
1. 強制改宗により仏教を信仰していると見せかけ、キリスト教(カトリック)を偽装棄教した信者。
2. 1873年(明治6年)に禁教令が解かれ潜伏する必要がなくなっても、江戸時代の秘教形態を守り、カトリック教会に戻らない信者。
敢えて両者を区別する場合、1は「潜伏キリシタン」、2は「カクレキリシタン」(すべて片仮名で表記)と呼ぶ。
ちょっと難しいですが、一応は納得しておきます。(・・・いや、解らんですね!私が中高生のころは、一言も「潜伏キリシタン」なんて聞いたことがありません。使われ始めて歴史の浅い言葉なのでは?)
踏み絵(wiki)
今日のひと言:言葉=wordには、何かしら実質性があり、その言葉から派生した言葉もなにかしら言葉の原義を示すようだと思えます。でも、本来1語でよい言葉が複数あるということは、たぶん一方が差別用語で、もう一方がその言葉の差別的な意味を緩和するために導入されることが多いのでしょう。この場合「隠れキリシタン」が差別用語、緩和表現が「潜伏キリシタン」というように考えられます。まあ、「言葉の無駄使い」は止めるのがよろしいでしょう。
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今日の一品
@山椒入り大根じゃこ
この料理、正式名称が良くわからないですが、まあ、そんなものです。味付けは醤油ですが、魚と相性が良かろうと、山椒を加えました。
(2019.08.28)
@鶏むね肉とキムチの炒めもの
弟作。塩、七味唐辛子で味を添えます。
(2019.08.28)
@ゴーヤの素揚げ、スベリヒユの素揚げ
ゴーヤは大き目なものの3分の1くらい残していて、プランターに生えたスベリヒユの2品を素揚げにしました。スベリヒユ(右)の持つシュウ酸対策として、鰹節を振りましたが、揚げることでシュウ酸は減ったようです。一級品の味です、スベリヒユ。
(2019.08.30)
@雲南百薬のお浸しバジル風味
雲南百薬(オカワカメ)はツルムラサキ科のおいしく、びっくりするほど栄養価の高い野菜ですが、香りがいまいち。そこでバジルソースとバジルの生葉を醤油とともに和えました。
(2019.08.31)
@ジャガイモとタケノコの昆布煮
タケノコのシュウ酸をマスキングするため、昆布を加えました。香り付けにアオジソ。
(2019.08.31)
今日の三句
白花が咲いています。
(2019.08.30)
九月前
早くも稲穂
黄金色
通常の農家より半月以上早く田植えする農家。
(2019.08.31)
留められ
泳ぎ続ける
紫紺ナス
水路には、このようなサルガッソー海状態のスポットがあります。
(2019.08.31)