週刊少年ジャンプ・歴代作品の番付
最近は、マンガ自体をあんまり読まなくなりましたが、各週刊少年誌には大きく影響を受けましたので、なかでももっとも読んだジャンプの作品を、相撲のように番付してみようと思います。選定の基準はいかに私が興味深く読んだか、ですが、新しい年代の作品はほとんど読んでいませんので、これについては若い読者層で相当受け入れられているであろう、と推測して番付に入れました。また、同じ作者の作品は一つだけ挙げることにしました。
では、「歴代マンガの番付表」を掲載します。注意して欲しいのは、たとえ番付が下位の作品であれ、記憶に残っているわけですから、さほどの凡作ではない、と言うことです。
以下、下位から、目ぼしい作品を説明します。
「キックオフ」(序の口)は「ちば拓」の作品。恋愛初心者の男の子と女の子がお互い見つめ合い、恋人のように時間が過ぎるという簡単な作品です。毎回、それだけの話が展開されるのです。ジャンプには珍しい「純愛」コミックなので、印象に残っていたのです。
「珍遊記」(幕下)は「漫☆画太郎」の作品。西遊記を下敷きにしていますが、三蔵法師も孫悟空も悪党で、バイオレンスな情景が展開されます。絵は小学生並みに下手。フロイト流に言えば、「肛門期」の幼児が喜びそうなマンガ。
「とっても!ラッキーマン」(前頭)は、「ガモウひろし」の作品。ジャンプという少年誌が大事にしている「努力・友情・勝利」という徳目を超人の名前にくっ付けたあたりが秀逸。実際「努力マン」などの登場人物がいます。
「トワイライトゾーン」(前頭)はジャンプ創刊のころの「小室孝太郎」の作品。SFともオカルトとも付かない作品で、その風変わりさで印象に残っています。
「ピューと吹く!ジャガー」(小結)は、「うすた京介」の作品。自虐的な言動を弄することにより、主人公をむりやり音楽の世界に引きずり込む。新しいタイプのギャグ漫画でした。
「はだしのゲン」(小結)は「中沢啓治」の作品。言わずと知れた原爆を告発する漫画。エンタテインメントではないこの作品を連載しているあたり、当時のジャンプ編集部の懐の深さが解ります。
関脇以上は、超メジャーの作品群で、評価も定まっていると思います。番付にはさほど異論はないのではないかと思います。
一つだけ挙げておきますと「ハレンチ学園」(大関)は「永井豪」の作品で、ジャンプ創刊期の「悪名高い」人気作。お色気、糞尿、なんでもありのハチャメチャな作品でした。何度PTAから「掲載を止めろ」との圧力があったことか。
今日のひと言:まあ、発行部数では「ワンピース」が一巻あたり500万部を発行しているので、横綱にしてもOKかと思いますが、私が見るにちょっと小粒です。堂々の横綱は東の「ドラゴンボール」、西の「北斗の拳」、張り出し横綱が「デスノート」だと私は主張します。
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今日の料理
@ナスタチウムの塩もみ
葉(蓮のような)
塩もみ10分後
ナスタチウム(金蓮花)は、ワサビのような風味が葉や花にあるユニークなハーブ。今回は生ではなく塩もみ(サラダ)にして食べてみました。
(2013.12.21)
ナスタチウムについては 過去ログ 「ナスタチウム お奨めのハーブ1」 を参照してください。
:http://d.hatena.ne.jp/iirei/20051215
ロマネスコはカリフラワーの一種。花蕾の並び方が「フラクタル図形=自己相似性を持つ図形:どの一部をとっても全体と同じ形の図形。コッホ曲線が特に有名」のような面白い形の食材です。他にも同様の形をした「ミナレット:イスラム教の塔」というのを栽培したこともあります。(今回は市販品)写真はその雄姿。料理したあとの形はご想像にお任せします。
Wikiより日本でのロマネスコという名前は、イタリア語での呼び名である Broccolo Romanesco(ブロッコロ・ロマネスコ、ローマのカリフラワーの意)に由来する。未成熟の花蕾と花梗を食用にする。アブラナ科の野菜の中では比較的穏やかで微かに甘い芳香を持つ。花蕾群の配列がフラクタル形状を示す特徴を持つ。
16世紀にローマ近郊で開発されたとされている。これには異論もあり、ドイツでも同時期から栽培の記録がある。
色は黄緑色(クリーム色から緑色の中間色)で、姿はブロッコリーに近く背が高めで葉は展開する。一方、頂花蕾のみで側枝は発達せずカリフラワーの性質を示す。味はブロッコリーに近い。
この様に中間的な性質から、野菜市場、種子市場ともにどちらの品種とするか混乱がある。さらに緑色のカリフラワー(broccoflower)との混同が、これに輪を掛けている。
現状では学名(分類上)はカリフラワーだが、呼び名はブロッコリー(Romanesco broccoli)が優勢となっている。
ロマネスコの花蕾は幾何学的な配置となっており、個々の蕾が規則正しい螺旋を描いて円錐を成している。
円錐はさらにそれ自体が螺旋を描いて配列し、これが数段階繰り返されて自己相似の様相を呈する。また、配列した蕾や円錐の数はフィボナッチ数に一致することも知られている。その形状からサンゴに見立て「黄緑サンゴ」とも称される。
なお、白魔女さんもこの植物を取りあげています。
http://d.hatena.ne.jp/whitewitch/20131224
今日の一句
軽トラの
色使いさえ
やんちゃなり
図書館の駐車場に停めてあった軽トラック。なかなかユニークな形と色に、思わずカシャ!!しました。この車、フロントにスペアのタイヤが付いており、そのお洒落さは感嘆すべきものでした。
(2013.12.25)