コロナ禍と私の基礎体温(随想録―番外編)
コロナ禍がかまびすしくなった2020年の秋頃から、私の会社では朝の出社前の体温測定が義務付けられた。そして2020年9月から2022年9月までの毎日のデータが揃った。(測定は現在も続けられているが)、この2年間の体温データから、私個人について読み取れたことを記す。
データは、各月から3個のデータを代表させ(各月5日、15日、30日あたりの3データ)、グラフにする。グラフで特徴的なのは、2021年8月のデータがひときわ高く、このピークでグラフが2分割されること。
その2区間では、はっきり基礎体温が違っていることがわかる。前半は、おおむね35.4℃、後半が35.6℃。後半が0.2℃ほど高い。新型コロナのような熱病の場合、普段の体温が高い方が耐性があるとされるので、私は対コロナ的にやや体質的に改善されたことが解る。
ではなぜ、そうなったかと言うと、2つの要因が考えられる。一つは、この1年間「筋肉トレーニング」を継続し、体脂肪率が下がったことがあるだろう。(私はTANITAの体重計を持っているが、あいにく体脂肪率は計れない。体重のみ。体重は9kg減った。)
もう一つは、自家製の薬用酒をこれも1年くらい飲み続けていること。「エゾウコギ」という、腎を補う生薬のリキュールと、そのほか多くの生薬のリキュールをブレンドしたもので、日本酒を割って飲み続けている。体がポカポカする感じだ。(因みに、年齢のため透明になっていた精液が、白さを取り戻した。エゾウコギその他の薬効だろう。)
これらの事実と考察が、的を射ているのかは解らないが、ともかく私は基礎体温が上がった。
(2022.10.10)