虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

長沢芦雪〜〜三大「奇想の画家」

長沢芦雪(長澤蘆雪:ながさわろせつ)は、1754−1799年、江戸中期の画家です。自由奔放な彼の筆致は、伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう) http://d.hatena.ne.jp/iirei/20110505 伊藤若冲・・・万物斉同の視点曾我蕭白(そが・しょうはく) http://d.…

上と中と下〜〜価値観の転換となる「驚き」

私は以前、仏教に見る上下観というテーマで1ブログ書きましたが、http://d.hatena.ne.jp/iirei/20070415 :仏教の上下観(仏教シリーズ その1) その中で、以下のことを書いています。上位のカーストの人ほど、食べる食材が減るという話があります。どうい…

ネガポ辞典(書評)〜物事の表裏

これはよく知られたお話ですが、ウイスキーの瓶に中身の液体が半分になっていたとき、「ああ、もう半分しかない」と嘆くのが悲観主義者、「ああ、まだ半分ある」と喜ぶのが楽天主義者だと言うお話。このように、悲観的なものごと(ないし人)を、楽天的に読…

水って、なあに?(6)(最終回) 灰かむり

(ぜんぶで6話、私が1984年から1985年に渡って某ミニコミ誌に書いた記事を載せます。なにぶん古いですが、今でも一定の価値を持っていると自認しています。私の文章修行にあたる記事です。第6話・最終回。) 最近、洗濯するとき、貫井弁天(小金井…

水って、なあに?(5)長ぐつのまち

(ぜんぶで6話、私が1984年から1985年に渡って某ミニコミ誌に書いた記事を載せます。なにぶん古いですが、今でも一定の価値を持っていると自認しています。私の文章修行にあたる記事です。第5話。なお、今回のブログは、生活上自動車が不可欠な人…

水って、なあに?(4)水と土

(ぜんぶで6話、私が1984年から1985年に渡って某ミニコミ誌に書いた記事を載せます。なにぶん古いですが、今でも一定の価値を持っていると自認しています。私の文章修行にあたる記事です。第4話。) 「兄貴が、食―――入る方のことをやっているから…