明治時代の郵便配達人は拳銃の所持が認められていた。

銃に関することでは、当時と今で決定的に違う点が一つあります。

郵便配達員に銃の所持・携行が許可されていたのです。
（中略）
上記のような世情だったため、現金書留を狙う強盗に対処する目的のものでした。また、山間部を通過中、野生動物に襲われた際の武器という意味もあったそうです。今でも山間部の道路では「クマ注意」「鹿に注意」という看板がありますけれども、当時はまだニホンオオカミなどもいましたし。

ちなみに警察官にサーベル所持の許可が出るよりも前に、郵便配達員の銃所持が認められています。……もう、配達を軍か警察の管轄にしたほうが良かったんじゃないですかね。

https://bushoojapan.com/tomorrow/2015/12/03/64646

：銃の携帯が認められたのは警官よりも郵便局員が先!? 日本の特殊な拳銃事情

・・・これは驚きの事実です。↑の記述に補足するなら、いまだ電話のなかった時代、通信は郵便物が全てで、重要な内容の信（手紙）を盗まれるのを防ぐためにも、郵便配達人が拳銃を持つのが正当化されたようにも思えます。

上のブログの方は、郵便配達人の他にも、拳銃を持つことを許された職業を挙げています。警察官、自衛官、海上保安官などは有名ですが、他に・・・

在日米軍基地の日本人警備員

税関職員

入国警備官＆入国審査官

刑務官

麻薬取締官＆麻薬取締員（「官」は国家公務員、「員」は地方公務員）

クレー射撃などのスポーツ選手

・・・などが挙げられています。

クレー射撃といえば、若かりし頃オリンピックに出場した麻生太郎財務大臣が思い出されます。ただ、この競技に使われる陶器製のクレーは高価で、とても庶民にはホイホイ買えないものでした。（装備の経費もバカにならないです。）麻生太郎、いかにも金持ちの子供でした。ボール一つがあれば練習できるサッカーとは異なり、クレー射撃は上流階級の人の遊びだと思います。また射撃競技は、競技する者の攻撃性を亢進させるものかも知れません。

今日のひと言：郵便配達人の業務は、任された郵便物を洩れなく確実に各戸に配達することにあります。でも、昨今では郵便物を配達するのが面倒だとばかりに廃棄する不心得者がいた、というニュースをたまに耳にします。こんな輩に拳銃を持たせたら、強盗などをやりそうでむしろ恐ろしいです。

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