虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト:色々な事物を取り上げます。

サミュエル・ジョンソン〜愉快な大文豪&ちょっと変な辞書編纂者



サミュエル・ジョンソンwiki)→






祝!広辞苑第7版出版!!(第5版には「広辞苑」という言葉は載っていなかった。奥ゆかしい。)



私は大学時代から「世界史こぼれ話」(三浦一郎:著)に親しみましたが、


http://d.hatena.ne.jp/iirei/20171108#1510124675

 : 三浦一郎の「世界史こぼれ話」〜これぞ教養の源泉


名物登場人物の一人にサミュエル・ジョンソンがいました。この人はイングランドを代表する文人で、その発言・著作に、独特な味があります。Wikiから・・・

サミュエル・ジョンソン(Samuel Johnson、 1709年9月18日(ユリウス暦9月7日) - 1784年12月13日)は、イングランドの文学者(詩人、批評家、文献学者)。「英語辞典」(1755年)の編集で知られる。
18世紀英国において「文壇の大御所」と呼ばれた。親しげに「ジョンソン博士(ドクター・ジョンソン)」と称される。その有名な警句から、しばしば「典型的なイギリス人」と呼ばれる。主著に『英語辞典』、『詩人列伝』、『シェイクスピア全集』(校訂・注釈)など。

(中略)
英語辞書 (A Dictionary of the English Language) の編纂にあたりパトロンとしてチェスターフィールド卿を頼ったが断られ、独力で完成させた。(新解さん、と称される「新明解国語辞典」の如く)ユニークな語釈があったが、第2版以降は修正されていることが多い。(以下、いくつか辞書より。)
• oat(オート麦)=穀物イングランドでは一般に馬に与えられ、スコットランドでは人が食べている(エンバクを参照)。  @この説明には反論する人がいて、以下の過去ログを参照してください。  
http://d.hatena.ne.jp/iirei/20170412#1491981367
   : 燕麦エンバクoats)の味わい:バカにしたものではない。
      
• tarantula(タランチュラ)=昆虫。これに咬まれると音楽以外に治療法はない。  @それは治療ではなく、症状そのものです。
• lexicographer(辞書編集者)=辞書を書く人。文章を書き写し、言葉の意味を説明するという仕事をこつこつとこなす無害の人(a harmless drudge)。  @無害な人とも思えませんが、貴君ジョンソン博士は。
• dull(退屈な)=活力のない、楽しくないこと。例:辞書作りは退屈な仕事だ。
• fart(屁)=体の後ろから空気を吹き出すこと。
• patron(パトロン)=支持し、擁護し、援助する人。たいていは尊大な態度で保護し、お追従という代償を得る見下げ果てた人間。  @辞書編纂の協力をしてくれなかった人へのあてつけですか?

(以下、語録)
• 「地獄への道は善意が敷き詰められている。」  @これはキリスト教的な発言ですね。
• 「怠け者だったら、友達を作れ。友達がなければ、怠けるな。」
• 「人生において新しい知人をつくらずにいると、やがて独りぼっちになるだろう。人はね、君、友情を常に修復し続けなければならないのだよ。」(ジョシュア・レノルズに向かって)   @私もここ数年、年齢的には、私より若い友人を持とうと努力しています。おおむね一回り以上年齢の離れた友人を持っていますが、とくに私の側のトラブル がなければ、しだいに友人は亡くなって少なくなるのですから。それは淋しい。
• 「信頼なくして友情はない、誠実さなくして信頼はない。」  @良い言葉=「ベネディクト」ですね。
下品な言葉が多いと批判した二人の上流婦人に「あなたはそんな言葉をお探しになったのですね」と反論した話も有名である。 @女性は案外、そんな言葉が好きなのだと思われます。ムッツリスケベ。

なお、辞書で定義された言葉、および語録については、筆者の書いたコメントを@マーク付で加えました。



今日のひと言:ジョンソン博士の英語辞書、私も見てみたいものです。現代日本でも、なかなか入手できない気はしますが。




英国文化の巨人 サミュエル・ジョンソン

英国文化の巨人 サミュエル・ジョンソン

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)





今日の一品


@鶏モモ肉のさっぱり煮



砂糖、醤油で茹でた肉、仕上げに酢を投入し、柔らかくしようとしましたが、確かに柔らかくなったようです。山椒を散らしました。

 (2018.01.08)



@ブリのケチャップ焼き



弟作。ブリの切り身にケチャップを塗りたくり、4時間ほど寝かせ、塩・七味唐辛子を掛け、オーブントースターで180℃、15分。まあまあの出来。

 (2018.01.08)



@縮みホウレンソウ



霜に当たって、葉がしわしわになり、甘さが増すホウレンソウ。美味ですが、今年は異変があり、通常のホウレンソウの方が高いのです。

 (2018.01.09)



@いわし焼き韓国海苔乗せ



弟作。イワシの開きをフライパンで焼き、チーズ、コチュジャンを乗せ、最後に韓国海苔を乗せました。韓国海苔ゴマ油を塗ってあり、脂溶性のビタミンAなどの人体への吸収を良くする効果があります。

 (2018.01.10)



@鶏モモ肉の細切り炒め



肉を細長目に切り、オリーブオイルで炒め、オイスターソース、コチュジャン、醤油で味付け、仕上げにオレガノを散らしました。

 (2018.01.11)






今日の詩


@麦踏


玄冬時、幼い麦を踏んで
強く育てる農作業を
麦踏(むぎふみ)という。
我が家のペットたちにもやらせてみた。


雄猫のチョマはその人生(猫生)の終わりに。
脚が萎え、一歩も走れず
麦踏はできなかった


雌犬のタエコはその人生(犬生)の初めに
麦畑に放したところ
私の手元に戻ってきた。可愛い奴。


結局、チョマもタエコも
麦踏を体験できたか?



 (2018.01.09)




今日の一句


柑子の実
鳥がこぞりて
食事せり




柑子(こうじ)は柑橘類。餌の乏しい冬場では、鳥たちも生きるのに必死です。木の下の黄色いのが実の皮。

 (2018.01.11)