虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

中華民族は「食」で滅びる・・・餃子だけではない!!

 *中華民族は「食」で滅びる・・・餃子だけではない!!




 中国産の餃子(ギョウザ)を食べた一家が有機リン系農薬のメタミドホスに当たった(中毒)という事件が昨日(08.01.30)報じられました。おそらく、キャベツの農薬汚染だろうと思います。中国産の食品の危険度はあらゆる食品に認められています。このブログでは、そのお話をしようと思います。

 私は以前過去ログ(中国人は陰陽五行論すら忘れている!)http://d.hatena.ne.jp/iirei/20070611
で、緑化と称して禿山にペンキを塗るといった行為をしている中国の役人のお話を取り上げましたが
http://knowledge.livedoor.com/10142

によると、その行為が中国のあちこちで行われているということだそうで、寒気を覚えます。そのペンキもいずれ水に溶けて、下流住民の飲み水になったり、農業用水になったりするのですから、これは完璧な、究極の環境破壊です。禿山なら、ちゃんと植林をするべきなのに・・・破壊のうえに破壊を重ねるわけですね。

一方、日本の場合、食料自給率が39%で、残り61%分のうち、中国産の食材はおそらく過半数を占めるでしょう。


ここに、衝撃的な本があります。「知らずに食べるな!「中国産」」(別冊宝島・隠された「中国産原料」食品のカラクリ8)。長い書名ですが、言いたいことは、中国産食品の危険性です。定価690円。

  まず、前提として、中国人の民度(人民の生活や文化の程度)が極めて低いということを肝に銘じておかなければなりません。また、贋物を作る能力は抜群であるということも。現在、中国は世界の工場であり、また日本の台所でもあります。この2つの機能が共存しているということは、工場由来の化学物質が農場を汚染するということが十分あるのですが、この本の48Pに記述があり、大きな河川の沿岸は大体化学物質の汚染をうけています。日本で起きた「水俣病」「イタイイタイ病」が各地で起きていることでしょう。癌で死ぬ人が極めて多い地域もあります。なんたって、儲けになるのだったら、環境破壊も辞さない工場主ばかりでしょうからね。


 いくつかの問題食品をあげてみましょう。
1) 中国人は、髪の毛を使って醤油をつくる。(20P)ただ毛髪には鉛の比率が高いのでアブナイ。なお、牛乳も、革を加工して作る。
2) ショウガにはBHCが検出されるものが多い。この農薬は、ずっと以前から先進国では禁止されている。(31P)
3) カレーに欠かせないターメリック(ウコン)は中国とインドで栽培されるが、連作障害で、いまや農薬漬け。(42P)
4)  食塩として、亜硝酸塩(猛毒)を使っているものがある。(53P)
5) 茶葉の茎だけを中国から輸入し、大部分それを使って淹れるのだが、少量でも国産茶葉を使えば「国産茶葉100%」として販売するメーカーがある。(14P)
6) ネギやゴボウ。ドロつきでの野菜の輸入は禁止されているので、洗ってから輸入し、あらためて日本国内でドロをつけるという荒業がある。(26P)


5)と6)のケースは、日本の業者もからんでいるので相当悪質。


ここで挙げた例はほんの一例です。この本は、自衛の意味で読むべき価値があります。食に関して、中国を信用してはいけません。でも、知らないうちに食の安全は脅かされているのです。たまに女性週刊誌が中国食材の特集を組みますが、実際行われている「不祥事」はその比ではないのです。日本も、食品の自給率をもっともっと上げるべきでしょう。


注)2008年2月23日時点において、製造→発送の段階で農薬が混入したと思われているようですね。

   

今日のひと言:中国人が世界を滅ぼす・・・という危惧を私は持っています。もちろんその際には、中国も滅びるでしょうが。  


中国産食品の危険度の認識を分かち合いたいブログ:
http://d.hatena.ne.jp/FTGFOP/20081017