ホンビノス貝(右)とアサリ(左)の大きさ比較→
弟が、我々の住む地域ではないところのスーパーで買ってきたのが、「ホンビノス貝」。
見たところ、だいたい「蛤(ハマグリ)」と同じような大きさで、貝の表面の「年輪」に凹凸が強くありました。
煮汁にしましたが、ハマグリとかアサリとほぼ同等な味でした。
ホンビノス貝は、北アメリカ大陸東岸のほぼ全域で見られる貝で、日本に来たのは、船のバラスト水に混じって東京湾に来たらしく、1998年以降東京湾で普通に見られるようになったとのこと。定着したのですね。
分類上、ホンビノス貝は「マルスダレガイ目」に属し、「ハマグリ」も「アサリ」も同じ目に属します。ハマグリより丸く、左右非対称。一名「本美之主貝:ホンビノスガイ」・・・以前の属名がvenusだったことを引き継いでいたこともありました。(ビーナスと名づけることは、女性性器を連想させます。)
では、他の貝などの分類はどうなっているのでしょう?以下列挙します。
2) 帆立貝・・・・ウグイスガイ目。
3) 牡蠣(かき)・・・ウグイスガイ目。
帆立貝と牡蠣は似ているのですね。(なお、牡蠣は内臓の比率が高く、それであのような濃い味になるのですね。もしアサリやハマグリも内臓の比率が高くなれば、牡蠣のような味になるとか。)
4) アワビ・・・・原始腹足目
5) サザエ・・・古腹足目
以上の分類はおもにwikipediaより。
アワビとサザエの目名が微妙に違うのは、学名に混乱があるからでしょうか。
今日のひと言:だいたいアメリカ産の動植物は日本に来て、いろいろ悪さをするものが多いですが(アメリカザリガニ、アメリカカンザイシロアリ、アメリカシロヒトリなど)、ホンビノス貝は、珍しい例外ですね。
それにしても、この貝を食べてみようと思った人、勇気ありますね。また、これを売っちゃおうと考えた人は商魂逞しいですね。
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