虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

リキュールを造る:その熟成を待つ楽しみ

メドースイート酒→ 今はさほどではありませんが、私も若い頃は、酒を浴びるように飲んでいたこともあります。「一晩でテキーラ1本空けてしまえ」とばかり、吐きながらも飲み続け、その企図はうまく行きましたが、翌日には酷い二日酔い。思えばバカだったで…

リキュールを造る:その熟成を待つ楽しみ

「幸福」(中島敦)〜〜夢と現実の逆転:どっちが幸せ?

中島敦(なかじま・あつし)は、私が評価するに、近代日本の小説界において、梶井基次郎と並び、2大巨峰と言えます。過去ログで、二人について取り上げています:http://d.hatena.ne.jp/iirei/20130718#1374109354 :中島敦・メガネの奥にはhttp://d.hatena…

「かぐや姫の物語」:姫と翁(おきな)の相克

→映画のポスター 遅ればせながら、2015年にレンタルで借りることが可能になった、スタジオ・ジブリの高畑勲さんの監督作品「かぐや姫の物語」を視聴してみました。おなじみの冒頭・いつものように、讃岐の造:さぬきのみやつこ(竹取りの翁)が藪のなか…

「かぐや姫の物語」:姫と翁(おきな)の相克

「戦場で女性が輝く社会」:安倍晋三のキャッチフレーズ(嘘)

政権を執って3年、安倍内閣はみたところ(他の野党勢力がガタガタなので)磐石のように見えます。これまで色々なキャッチフレーズで国民を欺いて来ましたが、いい加減にその汚らしい実像を見出せるようになってきた気がします。 特に目立つのは、集団的自衛…

讀賣新聞VS中日新聞:自衛隊・背広組の優位廃止をめぐって

讀賣新聞(よみうりしんぶん)と中日新聞は、販売部数を巡って、1975年以来熾烈な闘争を続けてきました。(中日新聞は、関東では東京新聞と名乗っています)当時、新聞の月購読料は1300円でしたが、中京地区で拡販したい讀賣新聞は、500円という…

「愛する」と「泣く」〜女性にとっては相反するか?

2008年―2009年にNHK「朝ドラ」で放送された「だんだん」(山陰地方で「ありがとう」という意味)、この番組の主題歌は「竹内まりや」さんが歌う「縁の糸:えにしのいと」でした。ここで紹介するのはその曲の素人によるカラオケ版です。 さて、この曲…