NHK 朝のテレビ小説 企画書 「ヴァキューム」
(1) 究極の環境保護を訴える画期的な番組。さわやかさにおいてはこれまでの朝のテレビ小説を遥かに凌駕する。
(2) 主人公の女性は、環境保護を真剣に考えた末、「汲み取りトイレ」をヴァキュームカーに乗って回る仕事を選ぶが、「水洗トイレ」が究極の環境破壊であることが理解できない大多数の家庭に憤慨(糞害)して、「水洗トイレ」を破壊して回る。その行為が器物損壊罪と傷害罪に問われ、懲役15年の実刑を喰らうが、獄中で読んだ「トイレットからの発想」(ファン・ディア・リン著、西村肇・東大名誉教授訳・講談社ブルーバックス)に啓発され、出獄後は「コンポストトイレ」の普及に努める堅気の生活を送り、ついには日本の環境問題を最終的に解決し、アジアのノーベル賞であるマグサイサイ賞を受賞するに至る。その4年後、ノーベル平和賞も受賞する。功なり名を遂げた彼女は、今も「コンポストトイレ」の普及に励む。
(3) 一見、汚いもののなかに美しいものは隠れているものだが、このドラマはその真実を活写する。
(4) 脚本は清水有生、音楽は坂本龍一を予定している。ヒロインは一般公募。(出来レースではなく、本当に一般公募。)
(5) 大ヒット間違いなしである。NHKの人気も上がる。受信料問題も解決。
05.01.16 森下 礼
今日のひと言:NHKの朝ドラは、「きれいごと」すぎる番組ばかりだ。本当に日本の環境をよくしたいのなら、「汚れごと」も正面からとり上げた方が良い。それにしても、「風のハルカ」(別名「風邪のハルカ」)は、開始2ヶ月で、母娘の和解によって、「お前は既に終っている・・・」(北斗の拳:ケンシロウの言)
**当ブログにとても近いスタンスのブログを発見!!(と、勝手に決め付けている):「こども省」。
http://d.hatena.ne.jp/ecochem/
12月24日のブログは、化学物質でつくる多角形の話題でした。覗いてみる価値あ
りです。