実在の人かどうか、議論の余地はあるが、仁徳天皇(16代)は、その名(仁: gentle)の通り、臣民に優しい君主として知られる。彼が宮殿から外を見たとき、炊事の煙が上がっておらず、臣民が生活に困窮していると見て取った彼は、その後3年間租税を免除し、宮殿の屋根も葺き替えなかった。このような人こそ、まさしく「仁」の人だが、岸田文雄前首相は、「不仁」で残忍な政治家だ。まるで国民が税の重圧に苦しむのを楽しむかのように課税していたので増税メガネという素晴らしい愛称を国民から賞賛の極みのなかで頂戴した。
特筆すべきは、2024年初の能登地方の大地震に対して、何もせず、地震発生から半年経っても道路、水道を直さず、この地域を「見捨てる」と公言し、一方では万博、国立公園の国際リゾートホテル建設は進めると宣言している。この男は、人の心のないサイコパスである。彼は、仁:gentleどころか、残忍である。この男、広島県自民党の力を糾合していて、従弟の宮沢洋一と同じく財務省の「華麗なる」一族である。増税メガネの、能登地方への態度には、人を人とも思わぬ財務省の思惑が濃厚に反映されている。
これが、岸田文雄の力の源泉の一つ。ところでこの男は、「東大に進学してなんぼ」の開成高校から、なんと東大文Ⅰの受験に3回失敗し、泣く泣く3流大学の早稲田大学に滑り込めたボンクラである。だいたい、東大受験で許されるのは1浪までで、それ以上は、物にならない。また、私の交友の経験上、早稲田、慶応は3流大學であり、世界の大学ランキングでは、この両校、カスだ。日本人だけは、なにやらこれらに価値を認めるようだが。ちなみに、私は東大理1に、ストレートで合格している。
さて、岸田文雄のもう一つの力の源泉は、広島県の有能な企業群である。マツダ、ダイソー、あとはあまり知らないが、福井県や岡山県など、日本にいくつかある有力な都道府県と同様であり、このような地域は、ア・プリオリに、自民党の力が強い。私は、自分の企画「基本資材商店」の案内を、ダイソー本部に送付した。そして「ダイソー」の意味を知っている。これは中近東のスーパー果物「デーツ」を漢方薬名で呼んだ呼称であり、この果物を広島県のおたふくソースが「お好み焼きソース」に配合していることは、ある程度有名である。まあ、広島県のシンボルだな。私はソースから一歩進めて、デーツを使った完璧なパンを考案している。(デーツフランスパン)その意味で、「基本資材商店」は、「ダイソー」の上を行っている。ダイソーに言いたいのだ。あんなカス政治家の岸田文雄に献金するのなら、私に献金して、自由に使わせたほうが、結局はダイソーの利益にもなることを。
森下礼