虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

私にとって、糖尿病とはなにか?:恋愛の効用(随想録―80)

私にとって、糖尿病とはなにか?:恋愛の効用(随想録―80)



「私的大事件と体重変化」(ある内科医に提出した資料をもとに作成)

2020.10  ある女性と熱愛   55kg

     12  大腸内視鏡検査血糖値が高いと言われる 空腹時150(mg/l)

2021.01  年賀状の交換    55.5kg

2021.05  総合病院眼科精密検査  56kg

         ここでもHgA1cが8.0と高い

2021.06  内科 スイニ―を処方され、HgA1cは下がる

2022.01  別れ    57kg

         この間、体重は常に増加傾向だった

         以後、ダイエットに努め始める(プラス筋肉トレーニング

2022.07  53.5kg




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スイニ―の投薬は、私が事実を誤認して、「体重が減少傾向」と申告したので、検査なしの決定だった。(ずっと付けていた体重の測定データをよく見たら、そうではなく増加傾向だったわけだ。)だから、HgA1cの減少は、スイニ―によるものか、体重減少によるものかはっきりしなくなったので、他の内科に掛かったところ、スイニ―を止めていてもHgA1cは減少していた。恋愛の過程において、多かった「すれ違い」のため、ストレスで体重が漸増したと考えられるが、スイニ―は、インシュリンの分泌を抑制する酵素を阻害して、インシュリンを強制的に分泌させる薬だが、インシュリンが分泌されている状態での服薬は、むしろ危険であると言えなくもない。実際、ダイエットして体重を落としたら、劇的にHgA1cが下がった。スイニ―は、必須ではなかろう。誤った前提で処方されたものだし。(なお、筋肉トレーニングは、「なにごとも、習慣化が必要よ」という彼女の言葉に従って始めたものだ。)


そもそも、私は30年来、「糖尿病」であると言われ続けてきた。でも、組織の壊死も、腎臓病も、失明も体験していない。あくまでデータの上での糖尿病患者だったのだ。私の場合、体重増加によって、血糖値やHgA1cが増えるのは事実だが、体重をコントロールすることによって、糖尿病の発現を抑えることも可能なのだ。その意味で、チョコレートやアイスクリームも食べるし、太らない限り、HgA1cが上昇することもない。・・・むかし、こんな問答を内科医とした。私:「チョコレートについては、どうしたら良いのですか?」
医師:「チョコレートは、この世にないものと思って下さい。」・・・嫌なこった!!



追記:私は現在体重52kg前後(身長156cm)、筋肉が体の各所について筋肉隆々、体脂肪は少ない。膵臓そのものに異常が出ない限り(Ⅰ型糖尿病にならない限り)、糖尿病の症状は出ないだろう。


 (2023.01.09)






今日の7句


川沿いに
冬クレソンの
展開し



 (2023.01.15)



道端で
子どもを守る
地蔵かな



 (2023.01.15)



ログハウス
薪を幾らか
積み居れり



 みんながこのような暖を取るのも、環境問題になる。

 (2023.01.17)



山茶花
大挙して咲く
冬景色



 (2023.01.17)



すこしづつ
育ちにけるや
麦の子や



 (2023.01.18)



凍えつつ
形保つや
アブラナ



 (2023.01.18)



寒クコの
葉は落とさずに
生き抜ける



クコはナス科の薬草。

 (2023.01.18)