キリスト教の祝祭日:ハロウィンは除外される
キリスト教の祝祭日:ハロウィンは除外される
昨今の日本人は、キリスト教徒でもないのに、やたらその祝祭日で騒いだり、恋したり、と浮かれる傾向があります。2018年・渋谷におけるハロウィンの騒乱などはその最たるものです。でも、本来のキリスト教において、ハロウィンは必須な祝祭日ではありません。wikiから引いて来ると以下のようになります。
ハロウィン、あるいはハロウィーン(英: Halloween または Hallowe'en)とは、毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のこと。もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。カボチャの中身をくりぬいて「ジャック・オー・ランタン」を作って飾ったり、子どもたちが魔女やお化けに仮装して近くの家々を訪れてお菓子をもらったりする風習などがある。
キリスト教の祭ではない。ハロウィンに対しては、本体キリスト教にとっては異教徒の祭りであったことから、キリスト教教会においては、容認から否定まで様々な見解がある(後述)。
・・・どうでしょう、日本人がハロウィンではしゃぐというのは、いかにも的外れです。
では、どんな祝祭日が「正式」な祝祭日かというと、以下の6つが基本でしょう。
@1:受難節(レント:3月6日~4月20日)イエスの受けた苦難を偲ぶ日
@2:復活祭(イースター:「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」)イエスの復活を祝う日で、キリスト教最大の祝祭日
@3:五旬節(ペンテコステ:6月9日) wiki
ペンテコステ(ラテン語: Pentecostes)は、聖霊降臨(せいれいこうりん)と呼ばれる新約聖書にあるエピソードの1つ。イエスの復活・昇天後、集まって祈っていた120人の信徒たちの上に、神からの聖霊が降ったという出来事のこと、およびその出来事を記念するキリスト教の祝祭日。教派により訳語は異なり、聖霊降臨祭(せいれいこうりんさい)、五旬節(ごじゅんせつ)、五旬祭(ごじゅんさい)ともいう。
ペンテは5と言うことですね。
@4:収穫感謝日(サンクス・ギビング・デイ:11月24日)
@5:アドヴェント(11月30日と一番近い日曜日からクリスマスまでの期間)
@6:クリスマス(12月25日):イエス・キリストの誕生日。
以上6つがキリスト教で重要な祝祭日で、まあ、ハロウィンの入り込む余地はありません。むしろ、意外だったのは、ペンテコステという私も初耳の祝祭日が、キリスト教上、極めて重要だったということです。
以上の記述はwikiと、以下のHPを参考にしました。
https://www.keisen.ac.jp/institution/christianity/worship/special/
:恵泉女学園大学 (2019年度)
今日のひと言:サンクス・ギビング・デイは、新大陸(北アメリカ大陸)に上陸したアングロサクソンが作った祝祭日。先住民のインディアンたちが、右も左も解らぬアングロサクソンたちに、親切にも食糧や生きる手段を教えたとき、アングロサクソンは、インディアンたちにではなく、彼らのキリスト教の神に感謝を捧げ、インディアンたちを迫害し始めたとされる、「血塗られた」祝祭日です。祝うのは主に、アメリカ、カナダのキリスト教徒です。(ピルグリム・ファーザーズなどの血を引くピューリタンたち。プロテスタントの一派です。)
写真は、2007年の感謝祭で、七面鳥に「恩赦」を与えるブッシュ(Jr.)です。Wikiより。
参考過去ログ
:ラム酒とインディアン
- 作者:中村 圭志
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2016/06/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
今日の一品
@変わりスタッフド・ピーマン
弟作。ひき肉の代わりにシーチキンを使い、刻んだ玉ネギ、マヨネーズ、塩、胡椒で縦に切ったピーマンに詰め、オーブントースターで200度、20分焼きました。なかなかの味。
(2019.12.08)
@キクイモ・チップス
キクイモ
キクイモ・チップス
キクイモ(菊芋)はキク科のイモ。カロリー控えめで、イヌリンという糖尿病に効果のある成分を含んでいます。今回は素揚げにしてみました。フランスではよく食されるようです。Topinambour (トピナンブール):フランス語。『大使閣下の料理人』という漫画で知りました。
:各種イモ類の栄養価を比較してみる:イモの王者はどれ?
(2019.12.12)
@ギンダラの中落ち煮つけ
弟作。その油っぽい風味が人気で、高価なギンダラ。今回は割安の中落ちを煮つけました。骨は多いけど美味。値段は標準的なギンダラの3分の1程度です。
(2019.12.12)
今日の五句
(2019.12.08)
素人の
農家に勝る
野菜術
散歩コースで、野菜作りがとても上手なお爺さんが野菜を作る庭。写真中央は大根ですが、ボリュームがあって、高く売れそう。
(2019.12.10)
夜明け前
霧立ち昇る
大地かな
(2019.12.11)
上の穂を
朝日が照らす
赤城山
山の上部を穂先の「穂」と呼びました。
(2019.12.13)
満月の
まさしく今や
沈みおり
(2019.12.13)