牛丼屋に外国人労働者が増えた訳。(+移民の是非)
私は牛丼が嫌いではなく(この料理はすき焼きのバリエーションだと思っています)、ごくたまに「すき家」に寄ります。(ただ単に「すき家」、「吉野家」、「松屋」のなかで一番美味しいから。)この前昼に行って気づいたことですが、従業員の大部分が外国人労働者でした。これを見て、推察したのですが、「安い給料でマジメに働く外国人労働者が、高い給料の日本人労働者を駆逐したのだな」と。名にし負うブラック企業の「すき家」、今度は外国人労働者から生血を吸っているのでしょう。ただ、外国人労働者は、国に帰って稼いだ金で故郷で豊かに暮らそうという大望があるので、マジメに働くのでしょうね。
そんな彼ら、外国人労働者は、おそらく夜勤の時給が1000円くらいでも喜んで働くでしょう。そして若い世代の日本人は、3K労働職場でもあるので、例え1500円の時給でも(もっと割の良い家庭教師・塾講師などをやっていて潤う場合は)働かないでしょう。・・・こんな感じで、日本は外国人に乗っ取られていくのでしょうか。それは、日本人の職業観の歪みが大本なのだと思います。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1383253103 参照
では、「すき家」で働いていた彼らは、どの国の人なのでしょう。牛を神聖な動物と見なすインドのヒンズー教徒は働かないでしょう。アジア系の労働者であるように思えるので、やはりパキスタンなどのイスラム系なのかも知れません。ならば豚丼はなしですね。ハラルが厳しいイスラム圏の労働者は、雇う方も、雇われる方も大変です。
それでは、と、他の「吉野家」と「松屋」にも、その調査(外国人が働いているか、もしそうなら、どのくらいの比率か)にランチの時間に行ってみました。(この辺が実際試してみるエッセイストたる私の実践です)その結果、両店では働く外国人は「見当たりません」でした。してみれば、これは「すき家」ならではの現象なのかとも思いますが、私は、真夜中の牛丼店には行ったことがないので、正しい評価をできないのかも知れません。夜中こそ、外国人労働者の「本番」と言えるでしょうか?
案外穿ったHPを参照しました。外国人労働者が経営者からもてはやされるのは、たとえば食後スマホをやり呆けて、席を立たない日本人の客に対して、「皿、片づけますから」とキッパリ外国人労働者が行動で示し、外国人には何故か弱い日本人客がすごすごと店を出る・・・こんな効果を期待して店は外国人労働者を雇っていると言うのですね。ただ、このHPで書かれている反応として、「もう二度と、この店来ないからな」と捨て台詞を残す客もいるようです。
http://jin115.com/archives/52104784.html 参照。
さて、外国人が日本で働く、さらには移民となる状況は、どう解釈すれば良いのでしょう?説得力のある2つのサイドの意見を挙げてみましょう。一つは、現在日本の第一次産業を支える人たちは、高齢化が進み、近い将来、産業自体が行き詰るので、外国人を受け入れなければならない、という主張ですね。日本の産業構造維持のためにも、外国人の手が必要だというわけです。(id:SPYBOY さんのブログ)まあ、このような発想で、インドネシアやフィリピンの女性たちを介護職員として採用するという試みがなされています。
もう一つは、移民に国を乗っ取られる危惧を表明する意見です。特に中国人において顕著なのですが、彼らは移民先の国に決して忠誠を誓わず、仲間内で固まる、日本にとってはガンのような挙動をするということ。また、「民主国家」であれば、当然認められる地方自治を逆手にとって、選挙権が与えられ、住民投票などで中国人が多数を占めるようになれば、その地域を日本からの「独立宣言」するという事態も考えられるというのです。(メルマガ・ロシア政治経済ジャーナル)以上の2つの意見、どっちがより妥当性があるか、私には軽軽と評価できません。
今日のひと言:ヨーロッパの場合、アラブ人の移民が大問題になっています。たとえばヨーロッパの子育て大国のフランス人女性が一生2人弱の子供を産むのに対し、アラブ人は5人は産む・・・将来的には教会がモスクに入れ替わるかも、とまことしやかに囁かれています。
多文化「共創」社会入門:移民・難民とともに暮らし、互いに学ぶ社会へ
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今日の一品
@ヤーコンの酢漬け
ヤーコンはキク科の野菜で、外見はサツマイモに似て、味は梨に似ています。ぶつ切りにして、流水を掛けて30分、梅サワー漬け+穀物酢+醤油+シナモンで味付けしました。オリゴ糖を含み、低カロリーで各種ビタミン、ミネラルが含まれる健康野菜です。
(2017.01.17)
@チーズ挟みハンペン焼き
弟作。料理名の通りですが、フライパンでやいて、七味唐辛子少々。この素材の組合せはクックパッドなどでも有名なようです。
(2017.01.17)
@鶏レバーのレバニラ炒め
弟作。本来犬のエサ用に買っていた鶏のレバー、食べさせるのは不可だと獣医に言われて、冷凍庫に眠っていた鶏レバーを使いました。まずレバーを茹でて切り、ニラと炒めました。美味しいし、廃物利用にもなりました。
(2017.01.20)
@牛と卵の他人炒めゴボウ味
アイディアは私で弟作。以前鶏ムネ肉と卵、ゴボウで作った料理を牛肉に置き換えました。牛バラ肉200gとゴボウ1本、砂糖・醤油で炒め、仕上げに卵1個を落としスクランブルして完成。
(2017.01.23)
今日の詩(2編)
おんな城主シナトラ:
My Wayばかり歌う
(2017.01.20)
萩原朔太郎:満太郎でなくて良かった。
朔とは新月。満は満月。朔太郎はギャグになりませんが、昔の「ウルトラマンタロウ」という特撮作品に、「ウルトラ・マンタロウ」という読み方を見つけたマンガ家の江口寿史さんに乾杯!
(017.01.23)
今日の一句
愛犬の
褥瘡できて
毛布出し
写真はタエコの画像です。サイズの関係で縦に入ってしまうようです。
(2017.01.24)