虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

ジャック・イベールのフルート協奏曲:フルートは魅力的な楽器

私はいわゆる協奏曲にフツフツと興味が湧き、図書館からいろいろなCDを借りて聴いてみました。協奏曲というのは「concerto:イタリア語、ピアノ・バイオリン・チェロなど独奏楽器と管弦楽とが合奏する交響的楽曲で、独奏楽器の能力が充分発揮されるように作られたもの。コンチェルト。」(広辞苑 第4版)です。


なかでもジャック・イベールのフルート協奏曲が興味深いものでした。私はもともと、フルートという楽器は大好きでしたが、だいたい曲の脇役を演じることが多いため、この楽器を主役にした曲というのはどんなものか、と思っていたのです。以下、フルート協奏曲の第一楽章。


ジャック・イベール  フルート協奏曲1楽章


普通、フルートをフィーチャーした曲はたとえばガブリエル・フォーレイベールと同じフランス人)の「シシリエンヌ」のような牧歌的な曲を思い浮かべそうですが、このイベールの曲は普通に呼ぶ「現代音楽」の装いをしているようです。良い感触の曲。――シシリエンヌは、次のような曲です。フォーレは近代音楽と現代音楽の狭間に位置する作曲家だと言えます。



以下、wikiから、イベールとフルート協奏曲について、記述を引いてきます。


ジャック・フランソワ・アントワーヌ・イベール(Jacques François Antoine Ibert,1890年8月15日 - 1962年2月5日)は、パリ生まれのフランスの作曲家。しばしばその作風は、軽妙、洒脱、新鮮、洗練などと言った言葉で評される。


1910年、パリ音楽院に入学。アンドレ・ジュダルジュの対位法では「フランス6人組」のダリウス・ミヨーアルチュール・オネゲルと同窓であった。第一次世界大戦中は海軍士官として従軍。1914年に音楽院を卒業し、5年後の1919年、カンタータ『詩人と妖精Le poète et la fée』にてローマ大賞を受賞した。1923年まで3年間ローマに留学、『寄港地』などを作曲する。1937年からローマのフランス・アカデミーの館長に任命される。1940年、フランス政府よりの依頼を受けて、日本の皇紀2600年奉祝曲として『祝典序曲』を作曲。1955年から1957年までパリのオペラ=コミック座の監督をつとめ、1962年にパリにて死去。


フルート協奏曲(仏:Concerto pour flûte et orchestre)はジャック・イベールが1932年から1933年にかけて作曲したフルートと管弦楽のための協奏曲。演奏時間は約18分。


交響組曲『寄港地』と並ぶイベールの代表作であり、20世紀に書かれたフルート協奏曲のうち最も有名なものの一つでもある。初演者であるマルセル・モイーズに献呈された。


第1楽章 Allegro
ソナタ形式ヘ短調管弦楽の短い導入の後、独奏フルートがジグザグとした第1主題を奏でる(時折変拍子になる)。第2主題は第1主題とは対照的に穏やかな性格のもの。ティンパニの強奏で展開部に入り、独奏フルートは無窮動風の動きをとる。クライマックスに達したところで再現部に入る。独奏フルートは第1主題を奏するが、最後は軽妙に終わる。



今日のひと言:徳永英明さんが「ヴォーカリスト」と銘打ち、いろいろな女性シンガーの持ち歌を歌ったことがありますが、「たそがれマイ・ラブ」を坂本昌之さんが編曲したバージョンでは、フルートとサキソフォンを一人の奏者が交代で演奏し、両楽器の特性の違いが浮き彫りになっていたのが面白かったです。






ジャック・イベール:管楽のための作品集(JACQUES IBERT:OEUVRES POUR VENTS)

ジャック・イベール:管楽のための作品集(JACQUES IBERT:OEUVRES POUR VENTS)

夢のあとで~フォーレ歌曲集

夢のあとで~フォーレ歌曲集




今日の料理


@ラム肉のヌタ・コチュジャン風味






通常作るラム肉のヌタの変形。和えるソースを、味噌、コチュジャン、梅サワー漬け、ナツメグを合わせたものにしました。

 (2014.10.22)




@もやし炒めクレイジーソルト風味






弟作。もやしをクコの実、卵、カニカマと炒め、クレイジーソルトを加えました。

 (2014.10.22)




サトイモとニンジンの煮もの







弟作。サトイモは、ちょっと大振りなセレベスだったかも知れません。合わせて「キリイカ」(もとお好み焼き用、古くなったので使い切る)。醤油・甜菜糖で煮込みました。

 (2014.10.23)



今日の一句


二代目の
デジカメ壊れ
ケータイで


三代目のデジカメを水に落としてお釈迦にして、古い二代目を使っていたのですが、これも壊れたようで、弟のスマホを使わせてもらい、辛うじてアップ出来ました。

 (2014.10.22)