虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

早春賦(そうしゅんふ)について

いまだ冬が去らず、春も幾分かしか感じられないころの名曲。賦=詩、Ode(英語)



NHK東京放送児童合唱団



♪春は名のみの 風の寒さや
谷の鶯 歌は思えど
時にあらずと 声も立てず
時にあらずと 声も立てず


氷解け去り 葦は角ぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空


春と聞かねば 知らでありしを
聞けば急かるる 胸の思いを
いかにせよとの この頃か
いかにせよとの この頃か


以下、wikiより

早春賦」(そうしゅんふ)は、1913年(大正2年)に発表された吉丸一昌作詞、中田章作曲の日本の唱歌。2006年から2007年にかけて文化庁日本PTA全国協議会が選定した「日本の歌百選」に選ばれている。

(中略)

長野県大町市安曇野あたりの早春の情景をうたった歌とされ、長野県立大町中学校(長野県大町高等学校の前身)の校歌を作りに来た吉丸が、大町市安曇野の寒さ、そして春の暖かさを歌った歌詞でもある。



何ともデリケートな情景を歌った曲だと思います。長野県の安曇野(あずみの)地域は、日本人の原風景の一つとも言える景色が広がっていて、この歌を聴く人に心の安らぎをもたらすのでしょう。


1913年の作曲であり、作詞者の没年が1916年、作曲者が1931年なので、著作権が切れていて、だれでも自由に扱えるのですね。


早春賦~日本の愛唱歌

早春賦~日本の愛唱歌



今日の料理


イワシの缶詰の卵とじ丼




案外缶詰って、美味しいものです。今回はイワシの缶詰で卵とじを作り、ご飯の上に乗せて、昼食を楽しみました。おおきな缶詰では余るので、小ぶりな缶詰を選びましたが、なかなか素晴らしい味になりました。小鍋に水とカツオだしを少々入れ、缶詰から取り出したイワシを加熱し、卵を溶かし入れ、セリを香りのものとして、丼に入れます。NHKの情報番組で取り上げられていました。

 (2014.03.06)



@レンコンのハンバーグ



レンコン200gを、6割を摺り潰し、4割を細かく切る。それにオイスターソースクレイジーソルト、摺ったヤマトイモ少量、小麦粉(各適量)を混ぜてこね、オリーブオイルを敷いたフライパンで焼く。7、8分。レンコンには粘りがあるので、ハンバーグに出来ます。美味ですよ〜〜。なお、全部すり潰したレンコンで作っても良いです。(入れる調味料は、なにもオイスターソースとかクレイジーソルトでなくても良いです。)この写真で4枚のハンバーグです。

 (2014.03.07)




今日の一句


味覚こそ
進歩するなれ
ウドの木も


大学生になりたての頃、ウドを買い、そのテレピンオイルのような風味に閉口したものですが、歳を取るにつれ味になじみました。このような例として、生まれて初めてチーズを食べたときも、不味い!と思ったものですが、今ではお気に入りの食材になっています。

 (2014.03.09)