自彊術(じきょうじゅつ)初体験!!
私は現在51歳ですが、年のはなれたガールフレンドがいます。オン年86歳くらいの。酒屋(小売り)の妻として過ごしてきたお婆さんです。酒屋に不運が続いて閉店したあとは、敷地に貸し家屋を立て、茶飲み友だちと悠々自適な生活をなされています。
私は2,3ヶ月に1回くらい、彼女を訪れ、四方山話(よもやまばなし)をしてくるのですが、今日は自彊術をするため来ていた彼女の同級生あわせ3人でやってきて見ました。体がすうっとするようでした。
以下はWikipediaより。
自彊術(じきょうじゅつ)とは、大正 5年(1916年 )に手技治療師だった中井房五郎 (1878年 〜1931年 )によって創案された健康体操。
実業家の十文字大元 (1867年 〜1924年 )を治療して快癒させたことがきっかけで、十文字が後援し世に広められた。十文字は、「周易」の「天行健、君子以自彊不息」から、自彊術と命名した。
戦争によって一時期普及が途絶えていたが、戦後になって久家恒衛 ・近藤芳朗 医学博士・吉田誠三 医学博士等によって再び世に広められた。現在「自彊術普及会 」「自彊術友の会」「健康と長寿の会」などの団体が普及に努め、全国に教室があり多くの会員がいる。
自彊術は31の動作で構成されており、硬くなった関節をほぐし、歪んだ骨格を矯正し、血液の循環を活発にするとされる。たくみに「はずみ」や「反動」を利用して体を動かすので、動作は大きいものの肉体的には疲労がほとんど伴わない体操である。女優の淡島千景 など多くの有名人も、この運動を体験したことがある。
まあ、左右の対称性が乱れている昨今の若い人にも有効か、と思います。
彼女の家の襖(ふすま)には自彊術の姿勢を図示した表が張ってあり、もう随分古いのか、黄ばんでいました。さすがに31の動作をしっかり覚えていらして、表を見ないでも体操が出来るようでした。
その動作については
http://www.jikyou.com/jikyou/index.html 参照。
今日のひと言:折角健康体操を教えていただいたので、次にお伺いしたとき、私の知っていた体操・・・操体法(そうたいほう)を教えて差し上げました。この方法も、体の左右対称を意識して作られたもので、たとえば「普通にねそべって、左右の足を替わりバンコに伸ばし、そうするとどちらか気持のいい方があるはずだから、気持の悪い方からよい方に、ゆっくり息を吐きながら動かし、ちょっと留めて、瞬間的に息を吐ききり脱力する・・・」といった簡単な方法で、これで結構利効くのです。お験しあれ。この方法を開発したのは、橋本敬三氏。著作に「からだの設計にミスはない」(柏樹社)とか「操体法の実際」(農文協)などがあります。
http://homepage3.nifty.com/anma/sotai/sotaitextFset.htm などを参照。
そういえば、鈴木俊一元東京都知事がこれまた健康体操である「真向法」を熱心にやっておられたことが印象に残っています。
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今日の訃報
SF作家の小松左京氏が8月27日(だったか)に亡くなられました。彼のベストセラー「日本沈没」は中学時代に読みました。ただ長編の苦手な私ははじめとおわりの部分だけ、ちょうど「キセル乗車」のように読んだだけでしたが、それなりに感銘を受けました。(当時の私にとって、SEXシーンが特に印象的でしたが。また、沈没のメカニズムについてはあまり興味がありませんでした。)「日本人は海外に進出して、負けて帰ったきても、日本列島がやさしく迎えてくれたが、これからはそうはいかない」というある老人の言葉が新鮮でした。
そして、28日に彼の死を受けて、各放送局で報じられていたことによれば、彼は文明の進歩を手放しで喜ぶ人ではなかった点が特に印象的でした。
それから、プロ野球の伊良部秀輝さんの自殺も29日、伝えられました。彼については、故・親分・大沢啓二さんのこんな言葉を思い出します:「いつかスカウトにいったんだけど、目つきが悪いので、採らないことにしたんだ。」・・・その言葉通り、伊良部選手はどこへ行っても、トラブルメーカーになったのですね。