凌霄(のうぜん)と名のつく2つの植物
この夏、私の、散歩からの帰り道、オレンジ色の目立つ花が目についたので、その花の写生をしているその家の主であろう人に、「この花はなんていうんですか」?と聞いたところ、「ノウゼンカズラ」だよ、と答えてくれたので、家に帰ってからPCでググって見たところ、確かにそうで、別名「凌霄花」あるいは「凌霄葛」であるとのことでした。木本植物。 この植物はつる性で、どんどん伸びて天を突くようになりそうなので、「空を凌ぐ」=凌霄と名付けられたらしいです。寿命も長い木だそうです。
一方、エディブルフラワー(=食べられる花)として定評のあるナスタチウムも、別名「凌霄葉蓮(ノウゼンハレン)」(あるいは金蓮花)という名前のあるハーブで、これもツル性で、花の形の凌霄花との類似性(合弁的な五弁花)から、凌霄という名前になったとのこと。こちらは草本性。なお、ナスタチウムは、葉や花にワサビのような風味があり、食べると結構美味しいです。
参考過去ログ:http://d.hatena.ne.jp/iirei/20051215
- 作者: 吉田よし子
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