WBC(World Baseball Classic:全世界野球古典大会)について
「クラシック」という言葉を翻訳したのです。↑
私はスポーツにはそれほど関心のない人で(ただしボクシングは除く)、以下のブログを立てたことがあります。
http://d.hatena.ne.jp/iirei/20070709
:スポーツの道具数とそのスポーツの普及度
ここで展開しているのは、基本的に野球(ベースボール)は、
かなりの富裕家庭でなくては、道具も買ってあげられまい、という点です。サッカーやボクシングとは桁違いの費用が必用なのです。小学生のころは「巨人の星」の影響でクラスみんなが野球好きでした。そして、バットと自分用のグローブ、ミットを持っていました。それは、当時の日本がかなり裕福になっていたことと無縁ではありますまい。
転機が訪れたのは、大学入学時、いわゆる「江川問題」が起きてからですが、今は「高校野球」なら、かなり楽しみに見ますが、プロ野球はほとんど見ません。「江川問題」の発端から解決までの経緯に、不信感を抱いたままだからです。
それからWBCについてですが、参加国には圧倒的に「環太平洋」の諸国が多いですね。ドミニカ、キューバなどのカリブ海国家もこの際、なかまに入れておきます。USAの影響力の強い国々です。そこで意外なのは、オランダ、イタリアなどの西欧諸国も参加していることです。まあ、私の理屈では、富裕層が多そうなので、野球に手がだせるのでしょうね。そうすると、イギリスが参加しないのは不思議でもあります。(さては、「野蛮な」アメリカ人の競技はやんない、と思っているのかも知れませんね。)
ちなみに、参加国は全部で16ヶ国、
欧州:オランダ、イタリア
アフリカ:南アフリカ
アジア:日本、韓国、チャイニーズ・台北、中国
オセアニア:オーストラリア
北アメリカ:カナダ、アメリカ
中南米:キューバ、ドミニカ、メキシコ、パナマ、プエルトリコ、ベネズエラ
中南米の参加国が飛びぬけて多いですね。結構富裕層がいるのでしょうか?
それにしても、サッカー・ワールドカップよりはるかに参加国数が少なく、次期オリンピ
ックのロンドン大会から、競技から外されているのも、解りやすい傾向ですね。
今日のひと言:実は、私も野球というスポーツはキライではありません。現代でも、父と男の子のキャッチ・ボールは「会話としての」大きなアイテムですものね。
に、しても、小学生のころの過剰な「巨人の星」ブームのなか、休み時間はみんなでバットを振っていましたが、私のとなりでバットを振っていた奴のバットが私の上前歯を直撃し、歯が折れるというアクシデントがあり、私は痛い思いをして泣きながら歯医者に行き、以後は休み時間中の素振りは禁止になり、私は全学年の男子生徒に憎まれたものです。なにも私に責任があるわけでもないのに。
なお、当ブログによくコメントをくれる拓座風流さんの持論に「体の左右不均等な発達を強いるスポーツは、好きではない」というのがあります。ピッチャーもバッターも右投げ・左投げおよび右打ち・左打ちを必ずやるようルールで決めたら、すこしはその批評から逃れられますね。スイッチ・ピッチャー、スイッチ・バッター。実は、私もおなじことを思っていたのです。
なお、野球は、ピッチャーの比重がほかのポジションより大きいのも、批判の対象になることでしょうね。

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