虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト

 *ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト



 先日夕方日本テレビのニュースの特集コーナーを見ていたら、ジュノン(女性雑誌:主婦と生活社)主催の「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」を取り上げていました。「美少年ナンバーワン」を選ぶという趣旨のコンテストで、本選に出場した2名を追っていました。結果、この2人がグランプリ、準グランプリに選ばれたところを見ると、10人全員追跡していたものと思われます。
 準グランプリになった池田純クンは、ペンギンのキグルミを着て登場し、出し物を出すのに手間取ったり、帰りに転倒して笑いを誘うなど、散々なパフォーマンスでしたが、それが逆に観衆の心をつかんだらしく、準グランプリになったようです。受賞した際、思わせぶりたっぷりなフリをつけてウィンクをしていました。(うえーー、気持ちワルイ!!)
 このコンテスト、1988年からやっているそうで、かれこれ20年近い歴史があるのです。このコンテストからは武田真治(1989)、葛山信吾(1990)、原田龍二(1990)、袴田吉彦(1991)、柏原崇(1993)、伊藤英明(1993)などが輩出し、確かな実績を残していますね。男性芸能人の登竜門としては名門のようです。ジャニーズ系とは系統が異なるようですが。
 このコンテストは4段階の選抜制です。1)書類審査2)面接&カメラテスト3)誌面での読者人気投票  ここまでで10人に絞り、4)ファイナル  となるわけです。
ここで女性読者による審査である3)が入っているのがポイントですね。昔から、ミス**とか言って、異性の品定めをするのは男性の専有行為でしたが、イマドキは、男性も女性に選ばれるということですね。それにしても、男性のウィンクは気持ちワルイですw。



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 以上は、2007年はじめにMIXI上の私のページに書いたものですが、このようなノリの起業家がいます。念のため、「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」とは無関係な話題です。東大工学部2年生で除籍寸前の保手濱彰人(ほてはま・あきひと)さんですが、「ホリエモン」の鞄持ちをやったことと、東大の金看板とを背景に、学業もせず受験業界に乗り出していますが、2007年5月26日に彼のブログに載った記事では、「会社を畳みます」とあり、私は「やっと目が覚めたか」と思いましたが、実際は東大名物・五月祭の出し物で「ホスト」をやるよ、といった趣旨でした。うん、意識的に誤報を流している。確かにルックスのいい、保手濱さん、女性に媚を売るホストが、適職なのかも知れないですね。うえええ、気持ちワルイですw。五月祭で、「ホスト」を出し物にする、というお話も初耳です。「世の中の疲れた女性たちのオアシスとなります」と本人は書いていましたが。

http://blog.livedoor.jp/venture_all_the_time/

に書いてあります。(2007.5.26)
それにしても、文章を書くということの重さを、保手濱彰人さんは、知らないようですね。この一件だけで、心ある支持者はほぼ離れてしまうと思うのですが。




今日のひと言:オンナに選ばれるオトコになろう!これが合言葉ですね。