マンガの描線数とすっきり度
最近、「週刊少年ジャンプ」を読んでみて、その連載マンガの「荒れよう」に驚いた。画面が美しくないのだ。その同時期に「月刊コロコロコミック」と「別冊 漫画ゴラク」をも入手したので、この3誌を比較してみることとした。
眼目は、「任意のコマのなかで、どれだけの数、描線が描かれているか」とした。描線が多いほど、絵柄が未整理で、汚らしい印象を受けるからだ。このカウントを「すっきり度」と呼ぶことにする。この数値が小さいほど「すっきり」している。なお、全て数え上げるのも骨なので、だいたいの見当値とした。
ページは、適当に選び、どのコマを見るかは「乱数的に」決めることとする。乱数で9と出て、6コマしかない場合は、6を法とした剰余類を取り3コマ目とする。また、髪の毛などの塗りつぶし、スクリーントーンなどはカウントしない。
以下、結果
1) 別冊 漫画ゴラク(07.3.14号)
166P 7コマ 50(線:すっきり度)
178P 3コマ 70
199P 8コマ 50
平均値 56.7 標準偏差 8.6
2) 月刊コロコロコミック(07。1月号)
385P 2コマ 30
532P 4コマ 85
602P 2コマ 20
平均値 45.0 標準偏差 28.6
3) 週刊少年ジャンプ(07。9号)
208P 1コマ 100
293P 2コマ 80
329P 4コマ 60
平均値 80.0 標準偏差 16.3
意外なことに、オジサン雑誌である「別冊 漫画ゴラク」は、すっきりした描線の、読みやすい雑誌であることになる。すっきり度が大きいと言えよう。「月刊コロコロコミック」の場合、描線の多寡にばらつきが大きいが、全体のすっきり度は今回3誌中で最高である。もっとも読みにくい(私だったら読まない)のが、「週刊少年ジャンプ」だ。あまりにも、整頓されていない描線は、読むに値しない。
今日のひと言:オジサンは、もう、少年マンガ雑誌では満足できない体になってしまいました^^

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