虚虚実実――ウルトラバイバル

森下礼:環境問題研究家、詩人、エッセイスト。森羅万象、色々な事物を取り上げます。元元は災害に関するブログで、たとえば恋愛なども、広く言えば各人の存続問題であるという点から、災害の一種とも言える、と拡大解釈をする、と言った具合です。

NHK「極鬼」の笑止:こんなので受信料を取るな!

NHK「極鬼」の笑止:こんなので受信料を取るな!


2018年10月8日(体育の日)に、「極鬼」という番組が放送されました。なにをしているか見ると、有名人2人がジャングルジムのような会場で「鬼ごっこ」をしていました。・・・唖然としました。民放以下のくだらなさ。こんなのを喜んで見る人は・・・「馬鹿」です。


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最近、NHKは日テレと蜜月状態です。もとは、NHK会長のエビジョンイル(海老沢某)と讀賣グループの渡辺恒雄主筆の仲がよく、会長を辞めたエビが讀賣グループのファミリー企業に拾われた経緯があります。ついでに、コンテンツとしてはもう先がない野球の、巨人の試合の放送をNHKが一部引き受けたのですね。


日テレというと、どこかの病院に行くと、待合室のTVには大体日テレが掛かっています。見る人の、「最低レベルの人」に合わせてTVは受信されるようです。そうです、最低の民放こそが日テレなのです。


いみじくもNHKと日テレ、ごく最近、局同士コラボをやりましたが、両者ともども「堕ちて」いくのでしょうね。NHKも民放になれば良いのです。受信料ではなく、スポンサーに金を出してもらうのです。


201X年生き残るテレビ局はどこか?~デジタルショック2009~

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果実酒:麦門冬酒(ばくもんどうしゅ)の土の香り

果実酒:麦門冬酒(ばくもんどうしゅ)の土の香り


私はかれこれ35年以上前から、ホワイトリカーに食材その他を漬けて、果実酒を作ってきました。一番多くの種類を漬けたのは20年前・前後でした。果実酒は様々な味が楽しめるので、おススメです。


夕べは、1998年に漬けた「麦門冬酒:ばくもんどうしゅ」を試してみました。一般的に言えることですが、漬けて10年以上経つと素材が持つ特徴が強調されるようです。


この麦門冬酒もそうで、良い意味で「土」の香りが前面に出てきます。滋味というのでしょうか、飲んでいると格別な時間が流れていきます。

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さて、その麦門冬は何かと言うと、リュウノヒゲ(ないしジャノヒゲ)と呼ばれる薬草の根に出来る、長楕円型の白い根塊のことで、漢方薬の一つです。


Wukipediaでは次のように紹介されています。(ジャノヒゲ)

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葉状から、ジャノヒゲ(蛇の鬚)またはリュウノヒゲ(龍の鬚)といわれたが、ジョウノヒゲが転訛して、ジャノヒゲになったと考えられる。ジョウノヒゲとは、「尉(じょう)の鬚」の意であり、能面で老人の面を「尉(じょう)」といい、この葉の様子をその面の鬚(あごひげ)に見立てた。


分布・生育地
日本を含む東アジアからフィリピンの森林に広く分布する。また、よく植え込みに用いられる。


人間との関わり
生薬
詳細は「バクモンドウ」を参照
根は所々太く紡錘形になり、これを麦門冬(ばくもんどう)と称して鎮咳・強壮などに用いる。日本薬局方に収録の生薬である。麦門冬は、麦門冬湯(ばくもんどうとう)、清肺湯(せいはいとう)などの漢方方剤に使われる。


食用
茎は高知県などでは食用とされ、ゆがいてから更にアゲ(油揚げ)などと一緒に煮て食べる。
文化
• 青紫の果実は「龍の玉」と呼ばれ冬の季語。
蛇の髯の實の瑠璃なるへ旅の尿(いばり)(中村草田男」『来し方行方』所収)

花言葉は「変わらぬ想い」。


今日のひと言:果実酒は、リキュール(混成酒)の一種です。




果実酒・薬酒―作り方楽しみ方

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リキュールブック

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リキュール・スピリッツでひけるカクテルBOOK300 (カンガルー文庫)

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